見出し画像

カフェと私

はじめまして。はるえです。
日々思っていることを、誰かに見られているということを意識して書き留めてみようと思い始めることにしました。
まずは簡単な自己紹介と、自分にとって大切なカフェについて書きます。

23歳、仙台にある理系の大学院に通う大学院生。

大学院に行ってます、と言うと
勉強好きなんだねー、頑張ってるね!
とよく言われるけれど、決してそんなことはなく。
勉強はどちらかといえば好きではないし
テスト前にヒーヒー言う不真面目な学生である。

趣味は、写真を撮ることと、野球観戦と、化粧品を見ること。

趣味…と言っていいのか、世間的に見れば趣味なのかもしれないけれど、その一言で片付けたくないものがある。

それは、カフェだ。

きっかけは、大学生になりカフェで働き始めたこと。
時給の高さに惹かれ塾講師をしたものの、合わずにすぐに辞めてしまった。
人と話すことが苦手なので接客業は避けたかったが、大学生が選べる職場の大半は接客業である。
カフェ店員というものに漠然とした憧れを抱いていた私は、通学途中にあるショッピングモールの一角の小さなカフェに(当時はコーヒーを飲めなかったのに!)面接を受けに行った。

そこでコーヒーに出会い、美味しさと奥深さに気づき、のめり込んだ。
始めはお客様に何を言われるのかと怯えて身構えていた。
しかし、それは徐々になくなっていき、知識が増えたこともありお客様の質問にも答えられるようになった。
お客様が帰りがけに「ごちそうさま」と言ってくださると嬉しいし、ラテアート(とは言っても自己流で初歩的なものだが)を見て感動してもらえるのもやりがいがあった。

「働く」ということが大好きになっていた。

友人からの遊びの誘いは大抵断ってしまっていたし、授業が遅くまである日もどうにかやりくりして出勤していた。
当時は働くことが好きだったのであって、カフェに対する熱は強くなかったように思う。

当時付き合っていた彼と時々カフェに行ったり、将来お金貯めてカフェ作るの楽しそうだね、などと話したりはしたけれども。

カフェに行くことが好きになったのは、その彼と別れて自分の時間ができてからである。
恥ずかしいことに空いている時間は彼との時間に使っていたのでそれがなくなったら何も残らなかった。

自立した女性になりたい、と思い、自分が働いているカフェの常連の女性を思い浮かべ、一人でカフェに行ってみよう、そうしたら何かが変わるかもしれないとカフェに行った。
(なんて単純なのだろう)

初めて一人で行ったカフェは、扉を開く前からドキドキして冷や汗をかいたのを覚えている。
とにかく緊張して終始挙動不審だったけれど、カフェの食事、飲み物、内装、全てを一人で堪能することができた。
一人でいると、自分の中に入ってくる情報をゆっくりしっかり吸収することができる気がした。
一人カフェというものの虜になってしまったのである。

そこからはカフェで働くことに加えカフェに行くことも大好きになり、様々なカフェに行った。
最初は本やインターネットで調べてスタンプラリーのようにカフェめぐりをしていたが、お気に入りで何度も行くお店もいくつかできた。
カフェでは本を読んだり、ひたすらぼーっとして考え事をしたりして自分をリセットするための時間にしている。

また、働く方では視野を広げたいと思い大手のカフェチェーン店で1年ほど働き、最初に働いたお店に戻った。
その後、お店の方針が変わったこととラテアートの技術を磨きたいと思ったことから現在は別のお店で働いている。

最初に働いたお店ではコーヒーの基礎を学ぶことができたし、カフェで働くことの楽しさを教えていただけた。
大手チェーン店ではチェーン店ならではの厳しさや難しさ、楽しさを味わうことができた。
どちらのお店にも感謝している。

現在のお店でもラテアート、接客ともに目標とする先輩方がたくさんいる環境で刺激的な日々を送っている。

カフェで働き、カフェに行く。そんなカフェ中心の日々で感じたこと、考えたことをこのnoteに書いていこうと思います。よろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?