太陽光パネルリサイクルのニュース振り返り～2022年上半期～

2022年12月11日 12:07

2022年前半は、太陽光パネルリサイクルに関するニュースを大手メディアにより取り上げられる機会が増えてきました。
従来から様々な企業や団体が太陽光パネルのリサイクルを進めてきましたが、新たな取組みやニュースを目にする機会も多くなっています。

今回の記事では、2022年上半期の主な取組み事例やニュースを紹介していきます。

1月

太陽光パネルの廃棄問題をNHKが報道。

環境通信輸送株式会社が、茨城県牛久市で太陽光パネル処理事業を開始。

沖縄電力株式会社と拓伸会（拓南グループ）が、脱炭素社会の実現および循環型社会の形成に向けて連携協定。

株式会社エヌ・ピー・シー：株式会社協和商会と太陽光パネル全自動解体ライン導入に関して基本合意。

飯岡工業株式会社が、福島県田村市で太陽光パネルリサイクル事業を開始。

株式会社digglueが、丸紅株式会社の進める『ブロックチェーン技術を活用した太陽光パネルの情報管理プラットフォーム開発』を支援。

埼玉県が、令和3年度第2回太陽電池モジュールリサイクル協議会を開催。

東京都が、使用済太陽光発電設備リサイクル検討会（第6回）を開催。

株式会社丸山喜之助商店が、南九州初となる使用済み太陽光発電パネルのリサイクルプラントを設置。

4省庁合同による『再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会』が開催。

再エネ100宣言 RE Actionインタビュー、加山興業株式会社による太陽光パネルリサイクルの取組み。

大手メディア各社が、相次いで太陽光パネルの廃棄問題を報道を開始。

DOWAホールディングのエコシステム花岡株式会社が、太陽光パネルリサイクルを開始。

株式会社セキゼンが、高松市で太陽光パネルリサイクル事業を開始、住宅用ターゲットに事業展開。

東京都が、住宅用太陽光パネルをリサイクルする体制の整備に着手。

関東道路株式会社、ソーラーパネルリサイクルプラットフォームを運営へ。

株式会社富士クリーンが、香川県で太陽光パネルリサイクル事業を開始。

株式会社こっこーが、太陽光パネルのリサイクル事業に参入へ。

横浜国立大学・東京工業大学・産業技術総合研究所の研究グループが、太陽光パネルの製造工程で排出されるシリコンを用いて二酸化炭素（CO2）のギ酸・メタノール等への触媒的合成に成功。

東京都が、使用済み太陽光パネル利活用に向け協議会設立へ。

これまで太陽光発電やリサイクル事業者の間では取組みが進んでいた太陽光パネルのリサイクルでしたが、大手メディアが遅ればせながら報道などに取り上げる事例が増え、より広く一般の関心が高まった2022年前半ではないかと思われます。
引き続き、2022年後半のニュースなどを紹介していきます。

その他の太陽光パネルのリサイクルに関する各種情報やニュースが、こちらからご覧いただけます。

参考資料