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社員インタビューVol.13| 松本 和紗

パズルの社員インタビュー13回目は、PMの松本和紗を紹介します。とにかくしっかり者で、プロデューサーからの信頼も厚く、若手育成にも熱心な松本の話を聞いていこうと思います。

【PROFILE】
プロダクション・マネージャー
松本 和紗(まつもと なぎさ)
埼玉県出身 2020年パズルへ新卒入社

パズルのコーポレートサイトのリニューアルや、株式会社NTTドコモ「声から選ぶスマホ店」、東京都 デジタルサービス局・株式会社 三菱総合研究所「東京都デジタルツイン実現プロジェクト」など、Webサイトの長期プロジェクトを中心に、様々なプロジェクトを担当している。

ー松本さんは小さい頃はどんな子でしたか?

3つ上に姉がいるので、その姉と比べて優れているか劣っているかというのを常に気にしている子でした。(笑)
習い事や、運動、勉強も「お姉ちゃんには負けない!」と思ってやっていましたね。
お姉ちゃんより習い事を長く続けたり、お姉ちゃんが行ったことないところに行ってみたりして、すごく負けず嫌いでした。

幼稚園から7年間、学習塾にずっと通っていて、成績優秀者がもらうことができるトロフィーをたくさん集めていました。
テストの点数が悪い時は、悔しくて塾のトイレで泣いていたこともあります。(笑)

ー学生時代はその他に取り組んだことはありますか?

中学・高校と吹奏楽部に所属していて、そこで精神面を鍛えられました。
中学の吹奏楽部が強豪校で、とにかく先輩も先生も厳しい人ばかりで、練習もかなりストイックにやっていましたが、特に印象的だったのは自分の性格の変化ですね。
元々おとなしい性格だったのですが、部活内での理不尽な先輩や同期との人間関係で悩んでから性格がかなり変わりました。(笑)
ここで自分の人格形成されたなと思います。
内気な性格から、強く言えず人間関係に悩んだ時に、親や顧問の先生などに相談しても解決できず苦労したのですが、その時の顧問の先生に「自分の環境を作るのは自分だ」と言われて、確かにそうだなと思いました。
自分がやりやすい環境は自分の力で切り開いていかないといけないんだ!と気づいてからは、思ったことはちゃんと発言するようになって、自然と周囲の環境も良くなっていきました。

ーそれで、高校も吹奏楽部を続けられたんですね。

中学の吹奏楽部は強豪校でいい成績を残せたので、高校で続けるつもりではなかったのですが、友達の勧めで入ることにしました!
入部したはいいものの、中学と真逆の弱小校で、下手だし、行動も遅いし、楽器の扱いも雑だし、上手くなる要素が見つからないなと思って、なんでこんな部活にいるんだろうって思いながら日々過ごしていました。
学年が上がっていくにつれて、それを改善したいなという気持ちが芽生えて、少しでも良くしていけるようパートリーダーを目指して、頑張っていたところ、周りから「部長にならないか」と勧められ、部活全体を変えられる良いチャンスだと思って、やることにしました。

部員も未経験の子が多く、顧問の先生も新しく赴任してきた人だったので、ゼロベースで部活を作っていくのが、楽しかったですね。
何より自分が投げかけた言葉で、みんなが目に見えて変わってくれるのをやり甲斐に感じていたのですが、ある時、部活内でクーデターが起こってしまって…。
「部長はみんなのことを働き蟻だと思ってる」って言われて。(笑)
自分が良かれと思ったことが、そんな風に受け取られてしまってたんだなって思って、すごく印象に残っています。しかもそれを言ってきたのが、一緒に部活やろうって言ってくれた友達で…かなり落ち込みましたね。
そんな中、顧問の先生に相談した時に「ダイアモンドはそんなに簡単には傷つかないんだよ」と言われて。
信念を持って進めてきたことに対して、何か言ってくる人がいたとしても、強い信念が傷つくことはないし、気にしなくていいという意味なんですけど。色々ありましたが気にせず部長として続けて無事に卒業しました。

私が部長をやっている時に辞めた部員もいなかったし、結果みんなの士気が高まって良かったんじゃないかなと思います。

ー大学でも音楽は続けたんですか?

大学では音楽をあまりやっていなくて、海外のいろんな国に行っていましたね。
バックパックでペルー、カンボジア、ラオス、タイに行って、他にも友達と旅行で色々な国に行きました!
20歳までにマチュピチュを見たくて、訪れたのをきっかけに色々な国に行くようになりました。

ー色々訪れた中で一番、良かったところはどこですか?

ラオスのルアンパバーンです。
ゾウ使いの免許が取れて、ゾウに乗ってツアーに行ったりしました。
街並みが綺麗で、落ち着いていて素敵なんですよ。

ー学生時代にやっていたことで今活きていることはなんですか?

自分の中に信念を持つことですかね...。
信念というほど大袈裟なものではないのですが、「あれ?おかしいな?」と思うことをできる限り見逃さないようにしています。
高校で部長をやっていた時に、多い時で部員が100人くらいいたので、自分がブレてしまうと部員を迷わせてしまうというプレッシャーと戦っていました。
PMはプロジェクトの中心人物だからこそ、自分の中に自分なりの正解を持っておいて迷わずにスタッフのことを先導する、違和感を感じたら早めに解決することは大事にしています!正解がわからなくてもとりあえず進んで、後からその道が正解だったと思えるように頑張りたいなって思います!

ーどうしてこの業界にこようと思ったんですか?

ある雑誌の会社で2年間インターンをしたのがきっかけです。自分の大学の面白い人やオシャレな人を取り上げて記事にしていて、その会社で企画をしたりしていました。
そこで広告に触れることがあって、広告業界に興味を持つようになりました。

ーそこからパズルにどうして入ろうと思ったんですか?

実は就活していた時は、広告業界以外にも旅行会社や、不動産など幅広く受けていました。そんな中、パズルの説明会に行って代表の話に感動して、この会社に入りたいなと思いました。
ちょうど自分が就活の在り方に疑問を持っているときで、代表の岡田が「自分はバブル時代の後、就職氷河期なども経て、今は学生が企業を選べる時代なんだから、もっと個性を出していい」という言葉にハッとして、そんな自由な発想を持っている会社で働きたいなと思った記憶があります。

ーそんなパズルに入って4年経ちますが、どんな会社だと思いますか?

「絶対にこうしなきゃいけない」というルールがあまりない会社なので、自分がしたいことに対して耳を傾けてくれる環境が良いなと感じています。

あとは、自分のやるべきことをきちんとやっていたら、それ以外は比較的自由だと感じる部分も多いかもしれません。
ただ「自由」である分、怠けるのは簡単だと思うので、自分を律することも時には大切かなと思います。笑

ー今まで携わった仕事で印象深いものはなんですか?

東京都 デジタルサービス局・株式会社 三菱総合研究所「東京都デジタルツイン実現プロジェクト」です。

企画から入り、提案したものが通って、制作して、それが長期のプロジェクトになり、運用まで任せてもらっています。始まってから、もうすぐ3年経ちます。
本当に1から携わったプロジェクトで、初めてPMとしてフロントに立ってクライアントとやりとりしたので印象深いです。

このプロジェクトはクライアントから直接発注されているので、どの作業にどれぐらいかかるのか?や、この素材はいつまでにないと作業が進まないか?など一つ一つ丁寧に説明しながら、プロジェクトを進めていましたね。
広告業界の用語が伝わらないことも多々あったので、そこをいかにわかりやすく伝えると良いのかを、このプロジェクトを進める中で学んでいきました。

ー松本さんのスキなものを教えてください!

アーティストの藤井風さんが好きです!
藤井風さんのアプリがあって、そこにマネージャーさんのブログが載っているんですけど、それを読むことにハマっています。
そのブログで感動したことがあったんです!
RISING SUN ROCK FESTIVALというフェスに急遽出演することになった件について、出演依頼が来てから出演するまでの24時間について書いた記事で、
出演依頼の電話が来てから、楽器、衣装の手配、どういう風にあの舞台ができたかが綴られています。すごく仕事のできるマネージャーさんなんだなということも伝わってきたのですが、それだけでなくPM以外にも進行管理をする仕事ってたくさんあるんだなって気づいて感動しました。
どんなことでも、誰かが進行管理して出来上がったものを、普段私たちは見ていて、それで世界が回っているんだなって感じました。
あとはアニメのハイキューが好きです!
その中でも北信介というキャラが推しです。
主人公と戦う、強豪校のキャプテンなんですけど、スタメンではないんです。
北くんは誉められなくても当たり前のことをちゃんとするキャラで、結果よりも過程が大事なタイプで、メンバーからの信頼が厚くてキャプテンをやっていて好きです。
疲れた時は北くんをフューチャーした回をまとめた動画をみて癒されています。(笑)

ー最後に、今後どんなPMになって行きたいですか?

制作進行以外にもきちんとディレクションができるPMになりたいです。
スムーズに進行しようとすると、例えば上がってきたデザインを見て「ここはクライアントから突っ込まれそうだな」とかそういうところを最初に潰そうと思ってしまうことがあって、もちろんそれも大事なのですが、それをやって果たしてクオリティが上がるのか?クオリティを上げるためにはどこに力を入れればいいか?まで考えられる人になれたらなと思います。

今回は、松本さんの芯の強さに繋がるエピソードを聞くことができ、学生時代の経験が今の仕事にも繋がっていることが伝わってきました!

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