最高位戦プロアマクラシック2021年度GC大会 振り返り(その5)

対局の合間の時間。
皆さん結構個性的で。

瀬谷崎さんと高橋さんは、
割と解説・実況陣や
お互いと会話を交わしていました。

酒井さん、ZEROさんは、
どちらかというと瞑想していて。
近寄りがたい雰囲気。

私は…というと、
瀬谷崎さんと高橋さんの会話に入り、
(全員マイナスなので、
 辛いねぇ…みたいな会話ですw)
安達さんとも軽く会話。

醍醐さん、小山さんからは
「頑張ってください」との声を頂戴しました。

酒井さんと同じ空間にいた時には黙りw
ZEROさんとも同じ空間にいた時も黙りww

TPOをわきまえていた…のかしら?

そんなわけで、3回戦の開始です。

この3回戦は、醍醐さんが休憩で、
小山さんと安達さんの2人での放送。
3時間25分ぐらいから始まるのですが、
ギアが変わる小山さんの
ソツのない解説にも注目です。

東1局

親は酒井さん。
何とかして止めたい場面なのですが、
向かっていくのは七対子…

そんな中、8巡目に酒井さんのリーチを受けます。
私は少しだけ粘っていましたが、もうお祈り。

…と、瀬谷崎さんがかなり押しています。

終盤、瀬谷崎さんが追いかけリーチを敢行!
私の心の中では…

「酒井さんから直撃するんだ!
 最悪、ツモでもいい!!
 とにかく和了って欲しい!!!」

…はい。
瀬谷崎さん応援部隊ですw

すると、終盤に瀬谷崎さんがツモ!
リーチツモドラ3の満貫!
これが瀬谷崎さんのこの日初和了!!

やっぱりAプランでは無いですが、
悪く無いスタートです。

東2局、東3局は流局。
親の時も行ける手にはならず、
点棒の変化がないまま進行します。
これはこれで、悪くはありません。

東4局

出だしから、南が暗刻、自風の北が対子と、
ちょっと面白い形。

しかし、なかなか進行しないまま、
ZEROさんからのリーチを受けます。

画像4

5筒をツモってイーシャンテンに。
完全安全牌はありますが、
ちょっと押したい場面。
変則切りなのは気になりましたが、
これぐらいはお願いと、スジの7萬を切ります。

すると、瀬谷崎さんの切った3萬に
酒井さんがポン。
次に流れてきたのが8索です。

画像2

4巡目7索の外側ということで、
小考の後、ツモ切り。
変則手っぽいとか言いながらも、
都合よく解釈するときは解釈しないとねw

状況変わらず、次は2索。

画像3

リーチツモ北ドラ1の満貫が見えている状況で、
ここは無筋を多少押してでも行きたいところ、
という感覚でした。
こちらも全くの無筋ですが、ツモ切り⇒セーフ。

すると2巡後に…

画像4

うーむ…
何か微妙な聴牌…

リーチしても、
6萬ロンって、1600点しか無いんですよね…
しかも切るのは初牌の白。
何度も言っていますが、
ZEROさんの捨牌は変則手…


熟考の末…

画像5

ポイント状況もあり、
ギリギリOKのライン…かな。
行け!リーチ!
セーフ。

次の巡目。

画像6

8筒を持ってきて、
それがZEROさんへストライク。
58筒待ちのリーチ西ドラ1で5200は5800の放銃…
うーむ…引くねぇ。

南1局0本場、1本場

ここだけは絶対に止めたい、
酒井さんの親の南1局。

0本場。

画像7

3萬がドラで2枚あってチャンス手も、
ZEROさんが酒井さんの
ピンフのみのダマテンに捕まって1500。
うーむ、ついて行けてない…

1本場。

酒井さんが立て続けに
6巡目リーチで攻め立てます。

画像8

絶対に止めたいのですが、
ちょっとこれはお祈りタイム…
安全牌の2筒、6筒に手を掛けた2巡後…

画像9

何切ればいいんでしょ。
画面越しの中井さんも悩みの表情ですw

画像10

3巡目6筒切りの外側の7筒。
2枚あるから…ということで。
セーフ(ホッとw)

その後、白が3枚になるも、
他には安全牌は増えずにすぐに消費。
白を使い切ると…

画像11

東、南は1枚しか切れていない、
3筒はリーチ前に6筒が切れているスジ…
でも宣言牌が2筒で、関連牌でもあるかも…
そして、4萬がリーチ後の中スジ…

小山さん「東は?1枚切れ。南も1枚切れ
     3筒がスジだが宣言牌2筒で、
     やっぱりノーチャンスの4萬より…」
安達さん「あーやはり選ばれたぁ!」

酒井さんの、リーチ一盃口の
4萬と中のシャンポン待ちにズドン。
逃げ切れなかった、3900の放銃。

小山さん「これは致し方ないですよね」
安達さん「4萬しか無いですものね…」
小山さん「4萬…しかない」

小山さん「これは痛い!」
安達さん「しかもこの、ちょっと私こういうのを
     ショック受けるんでw」
小山さん「(笑)ショック受けるタイプ?」
安達さん「あぁぁ…当たるんだぁ…みたいなw」

はい、私の気持ちをすべて言ってくれていますw
結構ショック受けるタイプです、私もw
これも捕まるのか…という気持ちでした。

ただ…3巡目に時を戻すと。

画像12

ドラが6萬で8萬の孤立牌には手を掛けたくなく、
発も字牌重なりが大きいので手を掛けづらく。
その結果、3萬を一枚外したのですが、
これが中途半端で悪かったかもしれません…

ただしこれも、1,2筒のペンチャンを
先に外していたら安全牌の数は同じなので、
結局振り込みは逃れられなかった…気がします。

南1局2本場

12巡目。

画像13

道中でホンイツなどの可能性もありましたが、
結果、ピンフのみの聴牌になりました。

3筒は1巡前にZEROさんが切っており、
その後で酒井さんから
手出しの9索が切られているのですが、
ここはピンフのみでかわしておきたい
…との思いが強く、
初牌の南を押してダマテンです。

次の巡目。

画像14

手出しは増えていません。
親の酒井さんから4筒が切られて、
その直後に7筒をツモります。

36筒待ちのピンフ聴牌は相当偉く思っていて、
現物の4筒を切ると役が無くなります。

4筒が通ることにより、
7筒が当たる場合に高いのは、
ドラがまとまっている場合か、
678の三色同順か。
三色同順の場合、
酒井さんは4巡目に8筒を切っており、
そこで早くも形を決めたことになります。

私の手元には6索が3枚あり、
678の三色はワンチャンス。
ドラがまとまっている場合、
688のピンズから早めに8を切る可能性も薄そう。

何より、この点棒状況は和了りたい…
これ以上、酒井さんの親を続けさせられない…

7筒ツモ切り。

無情にも、酒井さんからロンの声。

タンヤオ、678の三色で7700は8300。
言われた瞬間に身を乗り出し、
そして三色同順を確認し、
心の中では、「三色同順あるんだ…( ̄▽ ̄;)」と、
既に泣いてますw

ちなみに、解説室では、
安達さん「おそらくピンフの聴牌だったら
     中井さん、ここまでの打ち筋だと
     止める可能性全然ありましたよね」
小山さん「4筒が通っていなかったら、
     47筒ケアということで
     止めていた可能性は
     結構ありますよね」

とあったのですが、
これはちょっと私を高く持ち上げ過ぎでw

4筒が通ったからこそ、
7筒で当たる場合の高打点が
どれぐらい可能性があるのかを確認し、
結果打っていますw
4筒が通っていなかった場合は、
もっと考えずに
しれっと切っていた可能性が高いです。

…南1局はまだまだ続きます。(続く)

(画像引用:麻雀スリアロチャンネル / Ⓒ株式会社スリーアローズコミュニケーションズ)

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