戻ってきたワクワクと自由な気持ち〜しあわせ刺しゅう時6〜
こんにちは、ぷるるです。
前回に引き続き、セリアの布カレンダーを完成させるべく、毎日チクチク刺しています。
おたふく嬢を刺した時の反省をもとに、オニの図案を完成させました。
気をつけたのは、この3つ。
・刺しを増やすこと。
・下絵線の外側から刺すことで、端をそろえる。
・針を垂直に出し入れする。
これ以上は気をつけられなかったです。技術的に無理だし、頭脳的にも追い詰められるっていうか・・・
いつものように、師匠(面識なし)の作品と並べてみました。
まずは自分をほめたいと思います。
・おたふく嬢より顔は刺しこめました!
・下絵の外側ラインに針を入れたことで、線のガタガタは解消。
うん、よくがんばったねと頭をなでてあげたいところです。
2月全体だとこんな感じになりました。
ただ、お分かりと思いますがツノの大きさが・・・あと髪型も。
師匠はオニくんの髪型を、カミナリ雲のようにカッコよくしていますが、
わたしは昭和時代のオバさん風味に。どういうことでしょうか。
でも今の精一杯でやりました。だから良しにしたいと思います!
本当に正直を言いますと、この「布カレンダー」に刺し始めてから刺しゅうが辛くなっていました。
刺している間は幸せいっぱい、刺しゅうの世界へダイブ、超集中できます。
でも完成品を見ると・・・落ち込むんですよね。
前に刺していた習作は、図案サイズも大きく、布目も細かかったので、自分なりにうれしい刺しあがりでした。上達を感じることもありましたし。
でも、布カレンダーの図案は1.7cm前後の小ささ。そして布目がかなり荒いので、わたしにはとても難しいのです。
その上わたしはお手本があると、「きちんと同じに仕上げたい」と強く思うタイプ。だんだんと追い詰められていきました。
そんな時、noteでとても上手な刺しゅう先輩に出会いました。
残念ながら、今はもうnoteから離れてしまわれた方なのですが・・・。
浮世絵の図案を黒糸で赤のバッグに刺したパンキッシュなバッグ。
これを見た時はびっくりしました。あんまり格好良いから。
他にもブックカバーにモネの絵を、旦那様のスウェットに可愛い猫やヘビなど。
ご紹介したのは作品の一部ですけど、どれもがおしゃれで素敵です。
何よりその方の刺しゅうには「自由とワクワク」がいっぱいでした。
この素敵な作品たちを見ていたら、わたしを縛っていた「正しさ」だの「上手下手」を気にする気持ちが、だんだん解放されました。
きっと「自由とワクワク」が伝染したんだと思います。
小さくて刺しにくいなら、好きに変えればいいじゃない!
肩の力を抜いて、ただ楽しめばいいじゃない!
わたしは確かに、そんな気持ちで刺しゅうを始めたのでした。
そして忘れていた気持ちは、どんどん戻ってきて・・・
また楽しみいっぱいで刺せるようになりました。
今は3月のモチーフに取りかかっています。
本当は、左側のぼんぼり完成したのですけど、なんて言いますか・・・両方そろえてから、ご紹介しようと思います。
その方がごまかせ・・・いえいえ、全体像がわかりやすいと思うので。
いいんです!今また楽しく、ワクワクしながら刺せているので。
どんな仕上がりでも、「見て見て、いいでしょ〜この刺しゅう!」と、胸を張っていきたいと思います。
刺しゅうで自由に。来年のテーマにしようかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?