世渡り上手は褒め上手
よく「世渡りがうまそう」と言われる。
きっと普通にいい意味で言ってくれているし、私自身、世渡りはうまい方だと思っている。
環境に恵まれているのは大前提で本当にありがたいことなんだけど、私はちゃんと人を見ているからスイスイと気楽に生きられるんだと思う。
2:6:2の法則
対人関係には有名な2:6:2の法則がある。
周囲の人間の割合のことで、
①あなたが何をしても好きな人:2
②普通な(どちらにも転ずる)人:6
③あなたが何をしても嫌いな人:2
というもの。
真偽はさておき、なにより重要なのは①だ。
自分に対する好意に敏感だと、誰のそばにいれば不快な思いをしなくて済むのかが分かる。
好きになってくれる人を選ぶ
特別に媚びたわけでもないのに、なんとなく好意的に接してくれる。これほど楽な人間関係はない。
そもそも好意は返報性があるから、よくしてもらうと印象がよくなるのは当然。「生理的に無理!」と思わない限りは仲良くなるのが自然だ。
好いてくれる人と普通な人が8割を占めているのに、嫌われている相手から無理に好かれる必要はない。
褒め上手とは
さて、好意を向けてくれるなら好意を返そう。
何かをしてもらったら「ありがとう」にプラスして、「◯◯さんっていつも丁寧ですよね」とか「よく気がつきますよね」とか事実を言う。
これが褒め上手。
決して脈絡もなく「可愛い」「かっこいい」「すごい」などもてはやすことではない。
主観の感想はあまり言わない方がいい。
言われた側の心情や状況によって受け取り方が変わるから。
人を選んで仲良くする
人を選ぶ…というとなんだか聞こえが悪いけれど、実際のところそういうことだ。
もちろん運もある。
全く人を選べない状況もあるだろう。
でも、あなた自身がよい人間なら、基本的には好意的に接してくれる人が現れるはずだ。
もしも「自分なんて…」と思っているなら、そこから直そう。みんな、自分を誇れ。私がたくさん褒めるから。
= = = = =
まとめとしては
①好意的な人のそばにいる。
②褒める=第三者からも同様の評価が得られるような事実を言葉にする。
これさえできれば、世渡り上手になれるはず。
おべっかを使ったり、お世辞を言ったり、嘘をつくわけじゃない。
双方が気持ちのいい関係を築けるように、褒め上手になろう。
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