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猫っぽいとか犬っぽいとか

「動物に例えると・・」というのはよく聞く表現だ。

中でも犬か猫かの二項対立で語られることが多いように思う。

これは犬派/猫派とは全く違った観点での話である。

そもそも「犬っぽい/猫っぽいってなんだよ」と思わないでもないのだが、なんとなくみんなが共通認識をもっているのが面白い。

犬と猫のイメージ

犬っぽいというのは、人懐っこくて純粋なイメージだ。

この人!と決めたらひたすら信じて、身を呈して尽くし守る。

知恵があり賢く、その能力は自分だけのためでなく周囲のために使う。

優しさ、実直さ、誠実さ。そして好きな人には盲目になれる熱烈さ。その両方を兼ね備えているのが犬らしさだと思う。

一方、猫っぽいというと「気まま」の一言に尽きる。

自由に生き、自分の望む結果を得るために知恵を働かせる。

しかし、それは他者に対して情がないというわけではなくただ素直な表現が下手なだけであって、プライドの高い不器用な愛情表現が猫らしいと思う。

猫も甘える相手にはべったり甘えて可愛い姿を見せるものだから、虜になる人が多いのは頷ける。

私は犬派の猫

私自身は、犬のいる家庭で育ったこと、母が猫を嫌っていたことから、好きな動物はと聞かれたら即答で「犬」と答える完全な犬派だった。

猫も嫌いではない(というか動物全般好き)だけれど、先ほど述べたような「犬っぽさ」が好きなのだ。

悪い人間でなければ無条件に慕ってくるような、純粋で前向きな雰囲気に惹かれる。

そしてそれは、私が持っていない要素だからだろうなとも思う。私は基本的に自分の思い通りに気の向くままに行動したい猫寄りの性格だ。

友人知人からも「猫っぽい」と言われる。(ともすれば悪口か?)

他者に迷惑や面倒をかけるような身勝手さではないから疎まれることはないと信じているのだが、彼女らのいう「猫らしさ」が何なのか、いつか聞いてみたい。

それぞれの良さを見つめる

犬っぽい人というのは、場合によっては「鬱陶しい」とか「プレッシャーを感じる」といったマイナスな影響を相手に与える。

猫っぽい人だって、気分屋がすぎると相手を振り回す一面となる。

今回は犬っぽいとか猫っぽいという話だったが、結局のところどんな性格も別の角度から見れば長所にも短所にもなりうるのだ。

それぞれの関係として、その性質が吉と出るか凶と出るかだけである。

犬×犬はべったりラブラブな結束の塊だし、猫×猫は互いに自立しながら時に楽しみを共有できる最高の仲間だし、犬×猫は足りないところを補い合うベストパートナーだ。

せっかくなら、良いところを掛け合わせた関係を築きたい。

そのためにも、自分自身と相手の性質をきちんと見極めるスキルを高めておきたいと思う今日この頃である。

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