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余裕がないと丁寧に生きられない

余裕のある人はかっこいい。

スマートな振る舞いに憧れはあるのだが、どうも完璧にこなすというのは難しい。

私は計画を立てるのが好きだし、行き当たりばったりで焦るような事態に直面することはあまりないものの、想定外の事態は起きる。

なんなら余裕ぶっているうちにタイムリミットになるなんていう残念な行動を起こすことが多い。

そしてこれは自覚があるのだが、不可抗力によって少し予定が狂った時に、本来の時間に間に合わせようとその場の友人や仲間を置き去りに一人で行動を始めるのが非常に悪い癖だ。

周りに気を遣えないなんて、余裕がなさすぎる。

時間は限られている

ところで、時間は有限である。

なるべく有効活用したいし、有意義な時間にしたいと思う。

一度きりの人生を無駄にしたいと思う人はいないはずだ。

そしてさらに言えば、自分の思うように生きたいだろう。他者に振り回されて自分の時間を自由に生きられないのはストレスだし、多くの人と関わるほど想定外のことは起きやすくなる。

「全て決まりきっていては面白くない。想定外なことこそが楽しい。」

これは一理あるし、人生はそんなものだ。

では予定外のことが起きてもそれを楽しむにはどうすればいいかというと、つまり、「心の余裕を持て」ということである。

心の余裕はどこから来るか

心の余裕があるということは、必然的にお金や時間に余裕があるという条件が必要になってくる。

どの程度で自分が満足するかという問題なので、何も大金持ちになって自分の好きにできる時間を手に入れろと言っているのではない。

人は貪欲なもので、何かひとつ達成するとさらにひとつ、もうひとつと求めるようになるからだ。それではきりがないしいつまでたっても余裕がもてない。

自分自身が納得のいく価値観と生活スタイルを確立することが、心の余裕を生むのである。

余裕がないことこそ余裕かもしれないけど

私はいつも考えすぎる。

ひとつ用事を済ませるための時間を計算し、そこに余裕を持たせて早い時間に家を出て。余裕を持つために、どんどん時間が狭められていく。

最初から何も想定していない人の方が余裕があるのだ。

何も決めていないのだから、目の前で起きたことに、必要なだけ時間を割くのみである。そういう生き方もよいだろう。

そして、私はそういう人間になるつもりはない。

結局のところ何事も中庸が大事であるので、余裕をもたせるための行動は必要最小限にしながら、丁寧に生きようと思う。

きっと丁寧に生きることこそが、私が余裕をもっていたい理由だから。

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