ベトナム＃１

20歳の夏

2週間かけてベトナムを北上した

移動手段は主にタクシーと寝台列車

８月のベトナムはとても暑い、

冷たくて甘いものを

食べながら町を散策した

-ホーチミン-

ベトナムの南端のホーチミンからスタート。

午後に空港に着いたので、ホテルにチェックイン後ベンタイン市場へ。

ベンタイン市場は雑貨の宝庫。きらきらしたカラフルな雑貨が沢山あるので女の子は半日はここで遊べる。

コーヒーや穀物、香辛料、インスタント食品などの食品もあったがディープすぎて分からないので小物だけを見た。

購入したのは、スパンコールのついた先が少し尖った青いサンダル。

ハンドメイドらしく作りも割としっかりしていた。

５０００円のサンダルを値切って２０００円で。

最終目的地のハノイや途中の都市には、あまり豊富に雑貨が売っていないので、ホーチミンでお土産を購入するのがおすすめ。

あっという間に夜になり、タクシーの運転手に聞いたおすすめのレストランで食事。

ベトナムではなんとご飯で１回も失敗しなかった。

適当に入ったお店でも凄くおいしいので、あまり調べて行く必要はない。

メニューは適当に選んで食べたので、美味しかったけど正直何を食べたのかは今でもあまり分からない。

ご飯を食べた後、雨が降ってたけど友達が乗りたいというのでバイクタクシーでホテルに戻る事に。

サイズの合わないヘルメットをかぶって知らないおじさんのシャツをつかむ。

おじさんの濡れたシャツのにおいも気にならなくなるほど

雨で街がキラキラ反射して、降りかかってくる雨も風も心地よかった。

おじさんにお礼を言って１日目が終了した。

２日目の朝もホーチミン

何をするのか話し合うべく、近所のおしゃれなカフェで朝１０時の作戦会議。

この日は夜から寝台列車で移動する事になっていたので

午後まではダラダラ過ごすことに。

カフェで甘いベトナムコーヒーとタピオカゼリーとプリンを注文。

突然のスコールに驚くも、雨季のベトナムではよくあること。

現地の人は皆雨がっぱを着てやり過ごす。

午後からは、ホテルの近くで売ってた肉まんをぱくつきながら

再び雑貨街を散策。

チープな雑貨は見てるだけで楽しい。

お風呂で遊ぶ用の人型の不気味なおもちゃを購入。

夕方には寝台列車で食べる用の食料に

チャーハンの上にうすぎりの豚肉が乗ったものと

露店でバインミーも買う。

ーホーチミンからニャチャンー

寝台列車は、３０分遅れで到着。

車内は思ったより快適でまた雨がぽつぽつ。

風景はあまり変わらず田園が見えるだけだけど

日本の田園とは少し違っていて不思議な景色。

私たちはお酒が飲めないので、同室のおばさんと水で乾杯。

雨が降る風景を眺めながら何時間も話し続けて疲れ果て

早すぎる夜１０時に就寝した。

旅の心地よい疲れもあり

気持ちよく眠っていたが、朝５時に爆音の音楽で起こされる。

寝台列車は１０分後にニャチャンに到着するようで

聞いたことのない民族的な音楽が車内に鳴り響いた。

刑務所のような起こし方に驚きつつも、急いで荷物をまとめ

バックパックを背負って列車から降りた。