見出し画像

結婚業をしているけど結婚式と婚活ビジネスには疑問だらけの仲人です

そもそも昔から学校の先生に嫌われるタイプのこどもだったのだ。

ともだち100人できるかな??と笑顔で聞かれれば
「できるわけないと思うしそんなにいらない」と真顔でいうし、
きれいなフレーズでまとめようとしてくる教員には「先生なにがいいたいの?」と直球で聞いて先生を困らせてしまったり、先生だけが突っ走ってクラスが引いてる空気を先生本人は全然気が付いていない雰囲気がいたたまれなくなって一言場を盛り上げようと言葉を発すれば、クラスの子たちは笑ってくれても、その学期の通知表には「一言多いお子さんです」または「集中力がないお子さんです」と書かれてきた。

そのまま大人になった、というか人間の本質なんて変わらないから、
大人になってもどうにも組織で働くことは苦手だった。
一生懸命なじもうと努力したし、平和主義の私はとにかく争うことが嫌いなわりには、どうも「本音と建前」の区別が下手で、平和主義のくせに地雷を踏みがちな人生前半戦だった。
そのため、失敗も数えきれないくらいやらかしてきたけど、いま思えばそのほとんが本音を言いすぎたことに起因している気がしている。

世の中はこれではいかんのだ。と気が付き、自分を悔い改め反省し、
紆余曲折経て(だいぶ省略しましたが)今に至っています。

家族の愛や夫婦の愛って素敵だ!そこに形や規模なんて関係ないんだ!と
思って結婚式の業界に飛び込んだけど、やっていれば中には結婚式をあげる
新郎新婦様をまるで「獲物」のように狙ってハイエナのごとくそのまわりをうろうろするような業界人がいたり、口ではきれいなことを言っていても、新郎新婦様が本当に予算で困っているときには、うまくかわして逃げてしまうような悪徳といえるような人たちもいた。
そんなときにこそ寄り添うのが「幸せのお手伝い」なのに。
それをついつい言ってしまっては疎まれた若かりし時期もある。

婚活業にいたってはさらに衝撃的であった。
仲人とは、本人たちの結婚、それもただ結婚すればなんでもいいってわけではない、「ちゃんと納得して幸せだと思ってする結婚」をできるように導いてサポートしていく必要があると私は思っているが、非情に残念ですが、そうではなく、目が両方とも¥マークになっている婚活事業者も少なくない割合でいる事実。

こう見えて(どう見えて??)婚活会員さんたちにちゃんとした出会いをしてほしいと心から思ってる。
その価値観で、目が¥マークの仲人さんと関わると、これまたなんというか微妙な空気に包まれてしまってお互いすごく気まずい。。(今となっては笑いネタですが)なんていう経験もした。

まあ、これからは「風の時代」ですから、価値観の合う者同士で集まって
いくので、合わない者同士は会わない時代になっていくはずで、だからこれからはこんなことも激減していくのだろうと思ってはいるが。

正しいことを正しくやろうとすると、横やりが入る。
それは、資本主義のしかたないことなのかもしれないけど。
それで片づけるのもなんか寂しい。
正しいことをちゃんと正しくやって、それで適性に利益を得られることこそ
本当の仕事だと思っている。

今の業態に疑問はありつつ、そのなかでも自分たちにできることや
提供できるサービスの質を追求していきたい。



















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?