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ファンが欲しいかー

氏の説を読んでつらつら。

無論、作品のクォリティアップは前提だが、このインターネッツにタンブルウィードがコロコロする21世紀で、ここいらの荒野に住う場合は割とこー、作品という銃弾がまとも(最低限真っ直ぐ飛ぶという事だ)であるのは勿論だけど、「総合格闘技」に近い要素が必要なのかなぁ、と。

というのも、カクヨム側でツラツラと「ファンタジーとは何ぞや?」とか書いてたら、いつの間にか評論とかのカテゴリで週刊ランキングに入ったりして、他者の評論カテゴリとか創作論見る機会があったのさ。したら割と

「会社員にはなれそうもないから作家志望」

とか

「人付き合い苦手だから作家やりたい」

とか、凡そおじさん的には「正気か?」と驚かざるを得ない方がポコポコいた。そして創作論として「改行して行頭下げしろ」とか、所謂正規表現関係がびっくりするほど多い。マジでか。モノ書く上でクソの役にも立たん…

断言してもいいが、マイナスポイント潰すだけでは作家にゃなれんし、魅力的な作品にならん。勿論文体、構成などなどが一定レベル以上である必要性はあるが、「秀出た何か」が無いと目立たないという部分は確実にある。これはエンタメ全てに通底する部分で、物書いても喋っても写真撮らせても絵を描かせても、ガンプラ作らせてもただ公園でボーッとしてても「溢れ出る独創性」。

この強い力が無いとひとかどの表現者にはなれないし、その個性が存在しなければ「貴方のファン」は出て来ない。どんな形であれ貴方の個性が作品に溢れて溢れ落ちて無いと「作品にファンが付く事はない」

モノカキなら一段落、可能なら100文字も読めば「誰の書いたものか」分かるレベルを目指さねばならん。名うての作家は大体これが出来ている。この作家性とか個性を涵養することなく作家になろうというのは大変難しいし、その上ネタが「良くある奴の焼き直し」では……真顔になって聞いてしまうが、それ「君に」仕事依頼する意味あるか? もっと文章上手い奴に発注した方が短期間で完成度高い文章Get出来ねぇか?

noteやカクヨムにもこの手の「真似できそうにない個性」を持つものは何人もいるし、だからこそ私は彼らをリスペクトする。

質がいいだけならスーパーにぎょうさん売ってるが、本当に無二なものは「そいつ」からしか買えないんだよ…そう思って貰えなければ、百点満点中一要素だけでも3万点取るある種の狂人……こういう連中がタンブルウィードでサッカーしながら「磯野ーやきうやろうぜー」とかインターネッツを縦横無尽、上上下下左右左右BAで活躍するのであるなぁ、と。

あいつら最初からフルオプションやねん…

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!