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#86 アマゾン、処方薬販売を発表

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「Amazonアプリで処方薬の販売が開始した」ニュースについて紹介したいと思います。

医療DX加速に米国流 アマゾン、処方薬販売を発表

アマゾンジャパン(東京・目黒)は23日、同社のアプリ上で処方薬の販売を始めたと発表した。ドラッグストア最大手のウエルシアホールディングス(HD)やアインHDなどの約2500店舗と連携する。電子商取引(EC)の巨人が医療分野に参入することで、日本の医療のデジタル化が一気に進む可能性が出てきた。

連携するのはウエルシアHDアインHDのほか、クオールHDトモズ(東京・文京)、新生堂薬局(福岡市)など9社。患者は医療機関で診療を受けて取得した電子処方箋をアプリに登録、オンラインで薬剤師から飲み方などの服薬指導を受けたうえで、薬を届けてもらう。オンライン診療アプリ「クリニクス」を展開するメドレーとも連携する

アマゾンは本拠の米国では先行して、医療やヘルスケアの分野に事業を広げてきた。薬販売にはオンライン薬局のスタートアップ、米ピルパックを2018年に買収したのを機に本格参入した。20年には自前の「アマゾン・ファーマシー」を立ち上げ、処方薬の注文をネットで受け、配送するサービスを始めた。医薬品専用の倉庫を設け、薬を注文当日に届けるエリアも広げている。

医療サービスの「川上」ともいえるオンライン診療のビジネスにも力を入れる。23年にサブスクリプション(定額課金)型の診療サービスを手がける米ワン・メディカルを39億ドルで買収。ワン・メディカルのサブスクでは、アマゾン会員が毎月9ドルを支払うと、チャットやビデオ会議システムを通じて遠隔で医師らの診療を受けられる。

日本での医療はこれまで対面中心で、オンライン診療や服薬指導は普及してこなかった。オンライン診療は18年の診療報酬改定で保険適用が始まり、23年3月末時点では約1万8000の医療機関が対応。ただ、対応率は16%にとどまる。

一方で、患者側の潜在的な需要は高いとみられる。厚労省の22年度の調査によると、オンライン診療の体験者のうち82%が「対面診療と比べて待ち時間が減った」と回答し、好意的に受け止めた。「対面診療と比べて十分な診察を受けられないと感じた」と答えたのは21%にとどまった。

アマゾンの国内の新サービスは電子処方箋の取得が必要になる。医療業界の経営支援を行うCBコンサルティング(東京・港)の金城和樹コンサルティング事業本部長は「知名度のあるアマゾン参入の影響は大きい。患者側が電子処方箋を求めるようになれば、医療機関側もデジタルトランスフォーメーション(DX)の対応に迫られる」と指摘する。

2024/07/24 日本経済新聞

 Amazonの処方薬販売サービスが開始したというニュースです。

アプリを確認するとすでに「Amazonファーマシー」という項目がありました。

初めは2024年内にということでニュースで報道されていましたが、もうすでに利用できる状況になっているようです。

どうやらオンライン診療だけでなく、医療機関で「電子処方箋」を取得することでAmazonショッピングアプリ内で「電子処方箋」を送ると注文できるようです。


以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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