自助

2020年9月19日 14:20

こんにちは。

暦上は今日から4連休らしいですが、病院時代から土日も祝日もお仕事があり、今の生活でも土日祝日はほとんど関係なく過ごしています。

また、コロナで遠出できずに家の中で待機して暇している人が多いのでしょうか。

そんな中でも退屈せずに楽しく暮らしていけたら良いな。

さて、今日は自助について書いていこうと思います。

最近は「互助」と言うワードにばかりハマっていますが、それでも「自助」を軽視していいとは思っていません。

自助とは自分で自分の身を守ることです。

例えば、健康に関して自分で知識を集め、自分でできることは自分で行う。

定期的に軽い運動を行なったり、添加物の取り過ぎや栄養バランスの偏りに気を遣った食事を心がけるなど。

お金の知識とか法律とかもそう。

要は自分のライフスタイルに関わることを自分でしっかりと情報を集め設計して実行していくことです。

これらの行動が現代ではインターネットにより格段に行いやすくなっています。

著名な人にアポイントをとって会うことやメールで連絡を取ることも簡単にできる、本も溢れているので時間を作り読書することでいくらでも情報を集める事ができます。

その分、余分な情報やフェイクニュースも溢れているので、今回の新型コロナウィルスに関する情報のように根拠のない情報に踊らされるインフォデミック（情報のパンデミック）などには注意が必要です。

となるとリテラシー能力もしっかりと身につけた上で、情報収集を行う事が現代における自助の為に必須の能力です。

とはいえ、1人の力ではどうしようもないことの方が多いし、赤字大国の国に頼りきることも心許ないので「互助」が必要になってきます。

ということが分かった上で、もう一周して「自助」も重要だと思っています。

井上雄彦著書の漫画「リアル」では、主人公の戸川清春は車椅子バスケを行う上でチームメイトに対して「一人一人が強くならなきゃ勝てるわけないだろ！」みたいなことを投げかけています。

藤巻忠俊著書の漫画「黒子のバスケ」でも基本的には黒子役の黒子とスーパー強い火神が協力して、ハイパー強いチームに勝利していく物語ですが、途中それだけでは敵わず、各々のレベルアップが必要な時期がありました。

「ワンピース」でもシャボンティ諸島で麦わらの一味は、一度全滅しかけていますが、その挫折を糧に各々が2年間修行して新たにワンピースを目指すというエピソードがあります。

つまり、自分を磨くことを怠っていては周りの人を助けることもできないということです。

「互助」はあくまで互いに助け合うことなので、どちらかが一方に助けてもらうという意味ではありません。

僕は、障害者の人と健常者の人同士の関わりにおいても、健常者が障害者を一方的に助け続けるとか、障害者が健常者の世話になり続けることが当たり前だと考えるのは違うと思っています。

なぜなら、そのような関係ではいつかどちらかに無理が生じて、その関係を継続していくことが難しくなるからです。

そうなってしまったら結局、お互いが悲しい思いをしてしまいます。

偉そうなことを書いておいて、僕もまだまだ助けてもらっていることの方が多ですが、自戒の念を込めて書かせていただいています。

互助が大事と言っているのは弱い人が強い人に頼りきって生きていく世の中にしたいからではなく、一面だけ見れば弱い人でも他の部分では誰かの助けになれることで、各々その人らしい役割を活かして人の役に立てる世の中が良いと思うからです。

それは健康の為でもあるし、人生の満足度の為でもあるし、永く継続していくことが可能そうな方法だと思うからです。

最近、互助のことばかり考えているけど、それだけじゃだめだよな、と思い今日は自助について思うことを書いてみました。

今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

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