【1日1事例】人間作業モデルを用いた作業療法実践の構造 ─計量テキスト分析を用いた文献研究─ #人間作業モデル #作業療法理論 #テキストデータ

参考文献:人間作業モデルを用いた作業療法実践の構造 ─計量テキスト分析を用いた文献研究─
筆者:川原 宇央, 石橋 裕, 石橋 仁美, 石井 良和
発行日:2022年
掲載元:作業療法 41 巻 (2022) 3 号
検索方法:インターネット
キーワード:作業療法理論, 人間作業モデル, (KH Coder)

【抄録】
・本研究は,日本で行われている人間作業モデル(以下,MOHO)に基づく作業療法実践の特徴を検討することを目的とした.
・方法は日本で発表されたMOHOを用いた事例報告を対象に計量テキスト分析を行い,テキストデータからMOHO実践の特徴を捉えた.
・その結果,最も多く実践で用いられる治療戦略は“明らかにする”であった.
・また,日本のMOHO実践は7つのカテゴリに分類された.
・これらのカテゴリのなかでも,クライアントと作業の関係性を明らかにすることに重きを置いていた.
・実践家はMOHOにより明らかになった作業を基にクライアントの支援を組み立てていた.
【メモ】
・MOHOMは、作業がどのように動機づけられ、パターン化され、遂行されるのかを説明しており、そうした多様な現象の説明を提供することで、人間作業に対する全体論的な見方を提供する

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/41/3/41_294/_pdf/-char/ja


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