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その値段、正しいの?〜連日完売のお弁当屋さん、あえての大特価で大赤字に〜

先月、近所にお弁当屋さんができた。
緊急事態宣言により販路が狭まってしまった食品会社が新たな販路として始めたようだ。

お弁当は一つ1,000円。
メニューは、当初はまぐろの漬けなどの海鮮が多かったが、最近になってアボカドを載せたチーズハンバーグやカニクリームコロッケなどメニューが広がってきた。味はとても美味しい。我が家も週に一度は購入している。

お弁当ひとつ777円の日を開催

販売するお弁当のメニューの告知は、SNSでお店のスタッフが行っている。
そんな中で最近、お店のTwitterアカウントのフォロワー数が777を超えたということで、普段は1,000円のところ週末限定で777円で販売すると発表された。しかもメニューは国産の鰻の蒲焼き弁当だ。

何もしなくても1,000円のお弁当が毎日完売している状況だ。
鰻の蒲焼き弁当の値段を自ら下げて売ることもないのでは?と思った。

当日、ちょうど週に一度買いに行く我が家のルーティンともかぶったので
私は混雑を心配しながらもお店に向かった。開店時間の少し前にお店付近に着いたが、案の定、長蛇の列だ。お弁当自体を購入できるかも微妙。。。

お弁当は完売、しかし大赤字と公表

結論、我が家は行列に並ぶのを諦めた。
このお店がどういう経緯で始まったか知っているので、お弁当一個に1,000円払うつもりだったが、それは想いだけで実行できずに終わった。

その後、お店のTwitterが更新された。お弁当の製造に販売にととても忙しかったにも関わらず、大赤字を計上したようだ。
お弁当が完売し、多くの人が集まったことに感謝していたが、お店は大赤字。

すでに連日完売している状況で赤字覚悟のイベントをやる必要はあったのだろうか。
特価を目当てに集まるお客さんを、今更集める必要はあったのだろうか。

そんなことを思った週末の出来事だった。


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