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「好き」を書いて保存する

最近なんだか、自分の「好き」について思いを巡らせる時間が多いです。

文章術を学ぶために読んだこんな本の中でも、

いちばん気になったのはこんなフレーズでした。


”「好き」は一時的な儚い感情”

”絶対的な「好き」なんてほぼ有り得ない。
「好き」は揺らぐもの。”



あぁ〜たしかにそうだよなぁ。
好きって儚いよなぁ。



たとえば中学校時代に好きだった漫画のキャラクター。
あのころ夢中で模写していたのに、
今描けと言われたらおぼろげすぎて描けない。

たとえば小学校時代に本気で恋こがれてたアイドル。
そのアイドル(今でいう推し)の夢を見たくて
枕の下に写真を入れてみたりしていたっけ笑。
今テレビで見かけても悲しいかな全くときめかない。


こんなふうに、今すっごく好きなものでも時間が経ったら冷めてしまうんだろーか。
そう考えるとなんだか寂しいですね。
(まぁ冷めない「好き」も中にはあると思うのですが)


前述した本の中にはこんなことが書かれてありました。

いつかやってくる「好き」じゃなくなる瞬間を見据えて、自分の「好き」を言葉で保存しておく。
すると、「好き」の言語化が溜まってゆく。それは気づけば、丸ごと自分の価値観や人生になっているはずです。


私はたまに
「自分ってなんにも持っていないよなぁ、からっぽだよなぁ」
ってがっくりきちゃうときがあります。

そんなときに自分の「好き」を振り返ってみると、
自分にだってこんなに熱い思いを持てるんだったわ!と気づきます。
自分は捨てたもんじゃない、と見直せる機会になります。

自分をもっと知るために、自分をもっと好きになるために、「好き」を言葉にしてコレクションしていく。
言葉にすることの大切さに気づかせてくれた本でした。




こうして「好き」について書いていたら
忘れがちになっていた「好き」たちにひさびさに会いたくなりました。

とりあえずメンタリストとグリーンブックとグッド・ウィル・ハンティングは観たいなぁ。



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