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広告作った後、人に見てもらって、来てもらうことが難しい。

最近色々なところへチラシを配っているが、これ、本当に人に見てもらえてるんだろうか。
なんか、BtoBの広報向けセミナーとかでも「広告とは邪魔なものなのか?」みたいなタイトルのものも多い。
実際、チラシの内容は自分たちの主張とかだけ掲載していて、
見る側にとっての利益、満足、楽しさにつながるような広告になっているんだろうかと思う。

製作物のレベル、センスの良さがバッチバチのもので何とか、一部の人に見てもらえて、
そうではないものはサッと忘れられておわるんだろうなと。

だから、やはり、実際に広告(のために作った製作物)が人のために繋がるようにしたい。
いわば、「銭湯のケロリン桶」だ。
ケロリンは鎮痛剤で、その広告のためにあの黄色い桶を作って銭湯に置いてもらっている。(売っているかもしれない。失念。)
あのデザインの良さがあるから広告になり、あの場こその機能を提供している。
銭湯の空間に馴染み、銭湯の空間の上でなくてはならない、は言いすぎだが、
ああいうデザインテイストと「製作物が利用される場において求められる機能の提供」が併存している。

あと、広告から話は変わるが、「製作物が利用される場において求められる機能の提供」を考えて作られたデザインに、
人の営みを見る目、センスの良さが光って、それが人を惹きつけるという場合もある。
「TORIO」というアンダーウェアメーカーがある。確か本社は大阪。
メンズ向けのボクサーパンツ、後ろ側にポケットがある。
ポケット自体はあまり大きくはない。ので財布とか鍵とかは入らない。
このポケット、コンドームを入れるために備えられている。
何とも洒落っ気があって、実際にコンドームを入れなくとも(機能を利用しなくても)、
その人の営みを見る目に、何とも言えず、惹かれて買った。
機能美だ。
機能が使いやすい故の美というより、開発者の美的感覚が機能に備わっているというニュアンス。

話が逸れたけど、広報のための製作物にどんな機能を付与させるか、
逆にどんな物に広報的な側面・デザインを行うかということを練っていきたい。
ただのセンスバチバチポスターとかを、直接の知り合いじゃない人が家に飾ってるのが理想だけどね。

たとえば、カフェとかに無料・若しくは仕入れ値より極めて安価にテーブルナプキンを配布・販売する。
そのテーブルナプキンにPAMのデザインをあしらう。
そのパターンとして、
1.デザイン単体でめっちゃお洒落にする。告知情報などは一切入れない。PAMという名前だけはわかる
2.QRコードで最新の出番がわかる
3.ARなどで洒落が聞いた3Dアニメが始まる
ぐらいのことが考えられる。

とか、紙コップの持ち手のところの薄い段ボールのところとか。
あるいは、「仕入品の切り替えのタイミング」を狙うというのもある。
ケロリン桶も、社会的に、木の桶からプラスチック製の桶に変わるタイミングだったから桶に広告を載せることになったらしい。
なので、プラスチックストローから植物性ストロー(元々ストロー:strawという単語は「藁」という意味だ)に切り替わるタイミングを狙い、
あのストローのところに、「水分を含むとデザインが変わるPAMストロー」みたいなので売り出すというのも考えられる。
もう遅いか。
というか水分吸っちゃいけないのか。

あるいは、団体としてコンセプトを立てて、生活の営みみたいなのに照準を当てて、
洗濯っていうことにこだわって、「洗濯用バスケット」とか、「洗剤入れる容器」とか、「洗濯機の中に入れるゴミ取り」みたいな製品作るとか。

どうやって作るんだ。
3Dプリンターとか工業デザインの技術欲しい・・・

とにかく試行錯誤が必要だ。

作: PAM
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