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シャーデンフロイデにもなるけど平和がほしい

休日のほうが早起きな自分は、今日もなんだかよくわからないけど7時半という早朝(当社比)に目覚め、白ごはんwithタニタのお味噌汁という、たいへん絢爛な食卓で、ぼんやりとテレビジョンを眺めておりました。

爆笑問題の田中さんの容態は安定していて、来月中は復帰されるとのことでひと安心。その次のニュースは大人気のギャルタレント・ゆきぽよさんについてだという。

なんでも、過去にコカイン摂取で逮捕された男性と知人であり、自宅に招き入れたとのことで、事務所ともども謝罪したそうな。ゆきぽよさんはよく多数の友人を自宅に招き入れていて、件の男性はそのひとりであったという。

それが発覚したのは、今や世間でお馴染みの文春砲というバズーガがバズったから(こういうの思いつくとすぐ言いたくなるのは中年に近づいているのだろうか?私は永遠の14歳なのだが)。

その記事の全文を読んだわけではないので詳細はわからないのですが、ニュースでの概要だけ視たところ、コカインをやって捕まったのはあくまで知人の男性、ゆきぽよさん自身も検査したが別に引っかかったわけではない、でも過去に親交があったから謝罪。

うーん。わからん。自分は別にゆきぽよさんのファンでもなんでもないけど、事務所とともに謝罪する必要なくね?友達を家に招き入れるなんて誰でもやることだし、友達が勝手にクスリやらかしただけのことで。


とにかくこう、みんな謝罪というものが好きだなあと。政治家のニュースでいちばんバズるのも問題発言に対する謝罪会見だし。

実際に、どれだけ街中でスピーカーを鳴らされてもろくに名前を覚えない国会議員も、哀れに頭を下げる無惨な姿を映した数秒の動画がTwitterに上げられたらすぐに印象に残るし、ついリプ欄を追いたくなるもの。



そういったものを見てスッキリするという心理は「シャーデンフロイデ」と呼ぶらしく、はっきりいってあまり上品な感情ではありませんが、上の記事によると、あえて避ける必要はないのだそうです。

自分にも身に覚えがあります。「でもあいつよりはマシだよな」と思ったことなんて何度もあるし、炎上したユーチューバーの元動画をわざわざ探したりもするし、消防車がサイレンを鳴らしていたらどこへ向かうのかつい見てしまう。

そのおかげで立ち直ったとか、自尊心が上がったと実感したことはあまりないですけど。

というか今はTwitterでそういうのを見せつけられ過ぎているし、こういうご時世でもあるし、ちょっとは平和なニュースをくれと。

以前は芸能人の結婚とか出産とか、昔はマジでどうでもええわと思っていたんですが、最近はもっと報告してくだされ、という感じになりました。

たのしくたのしくやさしくね。うん、平成に生きていますからすぐそういうワードが出てくるし出てきたら言いたいんですな。いや14歳なんだけどね。






サウナはたのしい。