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noteの社内向け資料のつくり方「いきなり大作をつくらない」

noteでは、他の会社とは違うカルチャーや考え方があります。今日は「いきなり大作をつくらない」の話をしたいと思います。

会社によっては、社内向けのプレゼン資料を数ヶ月かけ、パワーポイント数十枚をつくったり、見栄えの良いグラフや図を盛り込んだりと、資料づくりに時間をかけることがあると思います。noteでは、社内向けの資料づくりに、始めからこういった大作資料をつくるのはNGです。

なぜならnoteには「すばやく試そう」というバリューがあるからです。大作をつくった後に、そもそも前提が違っていた、上司やチームとすり合わせが足りなかったということは、よくあることです。背景の異なる人が集まる会社では、当たり前のことかもしれません。その場合、資料づくりにかけていた時間が無駄になってしまいます。また、つくった本人が、自分の考えに固執してしまう可能性もあります。

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noteでは、誰でも気軽にslackで相談できる文化があります。箇条書きや手書きのラフでよいので、アイデアの段階で、関係者にslackでメンションします。そうすると、必ず返事が返ってきますし、メンションをもらっていない社員もアイデアに乗っかってくれます。

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アイデアを出す専用のslackチャンネルもあり、自由に投稿し、そこでみんなでアイデアを膨らませることも可能です。経営層も全く同じです。CEO、CXO承認チャンネルがあり、そこにアイデアを書き込めば返ってきます。slack上で内容が固まってきたら、必要に応じて資料に落とし込んでいったり、デザインやシステムに反映していく流れになります。これによって、早い段階で、多様な意見をもらうことができ、アイデアの質もぐっとあがります。後から取り返しがつかない大きな失敗をせず、早めに失敗ができるとも言えます。

もちろん、slackだけでは情報が足りない場合は、Googledocsで簡単に目的、スケジュール、荒い内容を整理して見せる場合もあります。miroのようなオンラインホワイトボードを使うこともあります。どうやったら素早く、わかりやすく情報を共有できるか、伝え方は本人にお任せです。

いずれにせよ、自分も協力するチームメンバーも、スムーズに動くことができ、クリエイターのために時間を使うことができるかが一番重要です。

今回は、「すばやく試そう」というバリューを実行するために、どんな習慣がnoteにあるかをご紹介しました。noteのミッションを達成するために、アイデアが湧いてきたnote社員は、# all-ideaや# all-ceocxo承認に投稿してみましょう。以上、事業開発の半田でした。

この記事は【noteのみんな アドベントカレンダー2020】の第11日目(12月11日分)にエントリーしています!


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