テレワークに必須のポケットWiFiは何がおすすめか?

昨今、テレワーク・リモートワークに切り替えなければならない状況で困ったのが自宅のインターネット回線。普段、動画鑑賞もゲームもしない自分はスマホのみの生活だった。至急インターネット環境の手配が必要になった1ヶ月前から本日、ポケットWiFiで快適に在宅業務をこなすに至るまでの検討過程を書き残しておく。

どのポケットWiFiが在宅勤務・テレワークに良いのか?

自宅でのインターネットが必要になり、まず考えたのがポケットWiFiで、自宅にわざわざ固定回線を引くことはほとんど検討しなかった。以前に興味をもってポケットWiFiを調べた経験はあるものの、あらためて調べると思いのほか多くのサービスがあり、どれを選ぶのが在宅勤務・テレワークに良いのか最初は分からなかったというのが正直なところだ。

ポケットWiFiサービスの種類

筆者が検討したポケットWiFiサービスは下記のようなサービスだ。
参考:WiMAX比較ナビ

<ドコモ回線使用のポケットWiFi>
ドコモ公式
<ソフトバンク回線使用のポケットWiFi>
ソフトバンク公式・Y!mobile(ワイモバイル)・NEXT mobile(ネクストモバイル)
<au回線使用のポケットWiFi>
WiMAX(ワイマックス)※ただし、20社以上のプロバイダあり
<3キャリア対応のポケットWiFi>
どんなときもWiFi・Mugen WiFi

回線開通工事の必要な固定インターネット回線は検討対象外

ネットの口コミや評判を見ても、速度が早く安定するのはフレッツ光やauひかりなどの固定インターネット回線のサービスのようだ。ただし、あいにく自宅には回線が無いため、検討対象外とした。理由は下記の2点だ。
・そもそも仕事用・テレワーク用のインターネットで、動画鑑賞やオンラインゲームはしない(これらをするならポケットWiFiでは役不足のようだ)
・時間がない、急ぎで手配したい(固定回線の開通工事にはある程度の時間がかかる)

テレワーク=仕事に最適・おすすめのポケットWiFiはどれか?

当テレワーク・仕事用のポケットWiFiとして、まず求めたのが速度。もちろん、あまりに高すぎる料金は負担になるが、安い料金を追い求め、結果的に速度の遅いポケットWiFiを選んでは、仕事のパフォーマンスに影響が出るし、余計なストレスを抱えることになると考えたから。

また、客先での営業が必要な仕事であれば電波の繋がりやすさも重要かも知れないが、自分の場合は自宅で安定的に繋がれば(後は会社のオフィスが圏内エリアであれば)どのサービスでも問題ないと考えた。ちなみに、自宅もオフィスも東京都内である。

通信速度が高速のポケットWiFiとしてWiMAXを選んだ

検討対象としたポケットWiFiサービスの中で、特に通信速度が高速のインターネットが可能なのが、ドコモ公式やソフトバンク公式、そしてWiMAXが提供するポケットWiFiだった。一方、さすがにドコモ公式やソフトバンク公式は料金が高く、また最高速度に対応したエリアはまだ一部のようだ。

そこで、テレワーク・仕事に最適なポケットWiFiはWiMAXであると仮説を立てて、念のため口コミでの評判をチェックした。

地下や建物内で繋がりにくい、エリアによって速度が遅いとの悪いWiMAXの評判も

ところが、ポケットWiFi・WiMAXの口コミや評判を確認すると、
・地下や建物内で電波が繋がりにくい、また地方も繋がりにくい
・東京都内などのエリアでも速度が遅い場所がある

との悪い内容の口コミ・評判が多く、これが気になった。

一方、ソフトバンク回線を使用するNEXT mobile(ネクストモバイル)や、3キャリアの回線に対応するポケットWiFi・どんなときもWiFiやMugen WiFiは広いエリアで繋がりやすいと評判で、比較的口コミの評価も良いように見えた。

ただし、自分の場合は東京都内での利用であり、自宅での利用のため、地下などで使用することは当面ない(地下はスマホが使えれば良い)。WiMAX以外のポケットWiFiは速度が遅い点がデメリットで、また新しいサービスも多く、通信サービスとしての安定性にも不安を感じた。そこで、イチかバチかでWiMAXを契約するのが良い、との結論に至った。

WiMAXは契約後8日以内ならば解約可能

イチかバチかとは言え、安心感があったのがWiMAXの初期解約制度だ。WiMAXの場合、契約後8日以内であれば即時で解約が可能であり、違約金などがかからず解約できる。これであれば、契約後すぐに送付されるルーター端末を使用し、ダメだと思ったらすぐに返品すれば良い。事務手数料3,000円は返金されないようだが、上手くいけばWiMAXが最も早くテレワーク用に導入できる、おすすめのポケットWiFiであると思えた。

またもう少し時間があれば、Try WiMAXという無料のお試しレンタルサービスを使って、契約前に事前に使ってみることも可能なようだ。今回は時間の関係で、すぐにWiMAXを契約、最悪の場合は初期解約制度を使っての契約解除と考えた。

WiMAXの場合は契約可能なプロバイダが20社以上ある

最後に実際のWiMAXの契約に至っては、同じサービスを契約可能なプロバイダが20社以上あることを初めて知った。とりあえず、UQ WiMAXを契約すれば良いものと考えていたが、最も料金の高いプロバイダらしい。

いくつかのポケットWiFi・WiMAXの比較サイトを見る中で、Broad WiMAXというプロバイダが安いこと、一部サイトのキャンペーンでAmazonギフト券1万円分が即時でもらえることを知り、そのプロバイダで契約を決めたのである。またBroad WiMAXのおすすめ理由の1つがルーターの即日配送だったが、本当に申し込み翌日に届いたのも驚きだった。

実際にWiMAXのポケットWiFiルーターをテレワークで使ってみてどうか?

WiMAXのポケットWiFiルーターを使用し始めて2週間、現時点で言うとまったく問題がなく、快適にテレワーク用のインターネット手段として機能している。通信速度は20Mbps以上が常時出ており、また3日で10GBまでの通信量制限のあるプランであるものの、速度制限にかかることも無く使用できている。結果的に、在宅勤務用のポケットWiFiルーターにWiMAXを契約して良かったと言える状態だ。

今後、自分と同じようにポケットWiFiの契約を大至急で考えなければならない方のために、私のケースということで備忘録的に書き残しておく。


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