立花太我

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最近の記事

正しさによって、消される私たち

今のこの変動が大きい世の中で、「正しい」とは何であるのだろうか? 小さい頃から「正しい」と言われることをやってきて、ほとんどの人が「正しい人」になった。 その「正しい人」が「正しさ」だけで物事を判断したら、皆同じ結論になる。 ましてや、仕事で様々なデータの分析をして最適解を見つけることは、 どの組織もやっていることで、同じ結論ばかりが出る。 そんなことばかりをやっていたら、自分についてを知ることができず、自分の価値観もなくなるのではないか。 今の私たちに必要なのは、

    • 気候ケインズ主義の限界

      今、世界中で環境について、多く議論されている。電気自動車への転換、再生可能エネルギー。様々な施策がとられようとしている。なぜなら、この地球はすでに限界を超えているからである。限界とは、地球環境が正常なレベルに戻れるー回復力ーを超えてしまったということである。その中で、グリーン・ニューディール政策というものが注目を浴びている。再生可能エネルギーや電気自動車を普及させるために大型財政出勤、公共投資を行い、新たな雇用を生み、さらに投資をし、循環させ、景気をよくする。その好景気が、さ

      • 私たちに今、必要なものとは

        VUCA時代と言われる、ここ最近。 変化がとても激しく、前までの「当たり前」「常識」がそうでは無くなっている。 その中で、私たちに必要なものとは。 それは自分の価値観に従うこと。 今までの当たり前、常識を、全て疑ったらいいわけではなく、「見送っていい当たり前、常識」と「疑うべき当たり前、常識」を見極める選球眼を持つこと。 その手段となるものがリベラルアーツ。 リベラルアーツとは自由になるための技術。 自分の価値観に従うために、価値観に従えていないものから自由になるために

        • 直感と論理をつなぐ思考法

          今は情報社会とも言われ、情報洪水が起きている。 それはいろんな場面でみられる。 何かを始めようとした時に、それはどのような効果があるか、データで示せ。 と言われることも多々あるのではないだろうか。 この本は、データなんて意味がないと、大事なのは我々の「妄想」だと言っている。 データとは過去を蓄積したものである。 そのデータを今の現代に活かそうとしても、今は時代の流れが早くて、過去の経験やデータが適用するのは難しくなってきた。 では、今のこの時代流れがはやくなり、そして、

        正しさによって、消される私たち

          組織を一つの方向に向けるためには?

          今後の企業、組織経営陣の課題は 「マネージメント・イノベーション」と言われている。 これはどのように「個人」にフォーカスしていくかである。 今までの組織はビジョンを立てて、みんながそれを遂行する「階層型組織」であった。 しかし、時代の流れが早くなった今、意思決定のプロセスに時間がかかると、時代の流れに合わず、商品やサービスが受け入れられないという事態がおきる。 そこで、それを改善するためには個人の裁量にある程度任すこと、個人が戦略を練り、実行を起こしていくことが必要になって

          組織を一つの方向に向けるためには?

          妄想がワクワクの根源

          現代はよく、VUCAの時代だと言われる。 変化が激しくて、昨日の当たり前が今日では違う世界。 その中で、私たちはいつも何かしらの「正解」を探している。 仕事にしろ、人間関係にしろ、全てにおいて。 しかし、VUCAの時代は前やっていたことが、今では通用しない。 そして、そのスピードがはやい。 だから、正解なんて「見つからない」のではなくて、「存在していない」のかもしれない。 もしかしたら、私たちが何が問題に対して「正解」を探していても、見つからないのではなくて、そもそも答え

          妄想がワクワクの根源

          ストレス解消法

          私たちは日々、様々なストレスを受けて、生活しています。 そのストレスはポジティブなものも有れば、ネガティブなものもあります。 その中で、ストレスを解消する方法の秘訣があります。 それは「コントロール感」 私にはいま明確な目標があり、これを達成するためには何をすべきかわかっていること。 人はわからないことにストレスを覚えます。 上司に怒られた時に、怒られた原因が明確で有れば、次気をつけようと対策をすることができます。 コントロール感を得るためにはどうするのか? ・新た

          ストレス解消法

          創造性

          我々が持つアイディアは他者に理解できる言葉で表現しないといけない。 そのアイディアはその集団や専門家たちに承認されなければ、そしてそれが文化とならなければ、創造性とはいえない。 だから、創造性とは「何か」ではなく、「どこに存在するのか」が最初に問う問題である。 創造性は三つの要素から構成されたシステムでみられる。 1、領域 2、分野 3、人 数学などの領域があり、そしてその中で新しいものを受け入れるかどうかの番人がいて(分野)、そしてそれに賛同する人々がいるかどうかであ

          噂話は必要だった

          人類は7万年前〜3万年前にかけて、大きく革命が起こった。 舟やランプ、弓矢、針、宗教などがこの時代にかけて、生まれた。 これを認知革命といい、新しい思考と意思疎通の方法が登場した。 そして、私たちが今、意思疎通をしている1番の手段は言語。 なんと、言語は「噂話」のために発達したのである。

          噂話は必要だった

          ホモサピエンスの秘密

          ホモサピエンスが世界を征服できたのは、なぜなのか? はるか昔は、ホモサピエンスはアフリカで細々と暮らす、動物であった。 頂点への道のりにおける重要な一歩が火をてなづけたことにある。 火を使えるようになったことで、他の動物を威嚇でき、近づかせないことに成功した。 そして、調理が可能になった。 そのままでは消化できない食べ物も、調理のおかげで主要な食料となった。例えば、小麦や米、ジャガイモである。 そうすることで、食料が豊富になった。 この火がつかえるようになった時、

          ホモサピエンスの秘密

          やりたいことを見つけるのは難しい。 なぜなら、今まで「やらないといけないこと」が多すぎたからである。 やりたいことを見つけるには、過去の自分の慣習を忘れ、自分の人生の脚本を描くのは自分であると気づくことから。

          やりたいことを見つけるのは難しい。 なぜなら、今まで「やらないといけないこと」が多すぎたからである。 やりたいことを見つけるには、過去の自分の慣習を忘れ、自分の人生の脚本を描くのは自分であると気づくことから。

          全ては循環で成り立つ

          この世の中、全てのことが循環している。 循環して、初めて、成り立つ。 ご飯を食べれば、うんちをして。 血液も循環していて。 循環しなくなったら、いろんなものが腐っていってしまう。 なぜ、循環なのか。 それはアウトプットの質を高めたかったから。 インプットの質を高めるにはアウトプットが必要だとよく言われます。 その比率は3対7がいい。 記憶に残すためには聞く、読むをした後に、話す、書くが必要。 人前でうまく話すためには何が大切か。 それは非言語コミュニケーションと呼ばれる

          全ては循環で成り立つ

          睡眠って嫌いな人いるのかな

          睡眠学者の人はなるべく6時間は寝て欲しいみたい。 身体に良くないからだ! 人それぞれではあるから、一概には言えないんだなこれは。 でも最近気になったのは睡眠不足になると、 太りやすくなっちゃうんだって。 なぜかというと、睡眠時間が減ると食欲を抑えてくれるレプチンがどっかいっちゃって減少して、食欲を増進するグレリンが元気を出していっぱい出てくるみたい。 痩せたいから、じゃ冬眠しよう。 自分って寝ているとき、いびきかいてるのかな。 いびきって口呼吸をしているせいだから、

          睡眠って嫌いな人いるのかな

          限界とはどこ?

          1954年にイギリスのロジャーバニスターが1マイル「4分の壁」を越えた。 歴史的快挙の瞬間だった。 なぜなら、絶対4分をきることは不可能だと言われていた。 1923年にフィンランドのヌルミさんって人が4分10秒3の記録を樹立したとき、37年ぶりに2秒更新され、歴史的だと叫ばれていたんだ!!! だから、4分をきるなんてものはすた丼の大盛りチャレンジ(お米4合)を5秒で完食するみたいなものなんだって。 (例えはあまり気にしない気にしない) レンガの壁ともいわれ、南極点に到達

          限界とはどこ?

          ハートドリブン

          『自分の世界をつくり、それを語りあおう』 ・感情価値の高まりは、顧客をファンに変えていく。 ・どれだけ人の心を動かせたか、誰かの人生をカラフルに彩れたかどうか。アカツキのメンバーが、自分たち自身の心や感情を大切に仕事ができているか ・安心、安全、便利が満たされれば満たされるほど、人は感情報酬を求めていく。 ・四角い穴に丸い杭を打ち込むように、物事をまるで違う目で見る人たち。 ・技術発展がもたらすもののもう一つの側面は、人の意思決定が合理性・論理によるものから、共感性

          ハートドリブン