当たり前に関する当たり前ではない違い

「当たり前に思うこと」

と

「当たり前に思えること」

は似ているようでまるで違う。

特に、ビジネスシーンにおいては顕著だ。

「当たり前に思えること」、すなわち当たり前と思ってしまうと、

そこには感謝はない。

上司は説明してくれて当たり前

先輩は面倒見てくれて当たり前

同期は助けてくれて当たり前

いわゆる、くれて病の発症。

このような重症レベルが続けば、本人の自主性や能動性、積極性が発芽する可能性は限りなくゼロとなっていく。

つまり、成長など到底望めない状態に至る。

一方、

当たり前に思うこと、つまり当然の気持ちを維持・堅持できるかどうかが問われる。

このような努力は特別ではなく当たり前であろうが、代表例となる。

当たり前によって自らを鞭打つ。

自分の都合によって、当たり前の尺度を器用に変えていると、ろくな事にならない。

感謝する心と成長したい気持ちは、仲良く同居できるはず。