ショパンコンクール予備予選~ノクターン系選択数ランキング
思わず数えてしまいましたシリーズ第2弾は、主にノクターン中心のゆっくりの抒情的な作品群の課題です。
ノクターンのほか、エチュード集から、Op.10-3(別れの曲)、Op.10-6、Op.25-7を選んでもよいことになっています。
ノクターン系の選択ランキングです。
第1位は定番、Op.48-1 ハ短調。ドラマティックですね。
谷昂登さんの、人生3周目くらいを感じさせるロマンで。
第2位は、これも定番、Op.27-2 変ニ長調。まさに「ノクターン」の王道です。
関本昌平さん(2005ショパンコンクール第4位)の映像がありました。
逆に、なんと2人しか選ばなかった作品がありました。ノクターン ト長調 Op.37-2と、エチュード ホ長調 Op.10-3 「別れの曲」です。
ノクターンを選んだ一人は、山縣美季さん(2020特級入選、日本音楽コンクール第1位)。昨年の特級二次予選の美しい演奏を再掲しておきましょう。これ、ワルシャワでも聞けるんですって。感激。
「別れの曲」を選んでいる1人は、水谷桃子さん(2008特級準金賞)。水谷さんの「別れの曲」は長く愛奏してきたとっておきのエチュードなので、これもとても楽しみです。
152個の感性が、どんな抒情を見せてくれるのか、ノクターンの解釈も期待特大です。今日からの睡眠時間、大丈夫か!?
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