★オタクのオタクによるオタクのための人生指南書
ごきげんよう、
王子です🌹
少々前に買った本ですが、
かなりとすごくの間くらいやばい。
ギークなコンテンツメイカー必読と言ってもいいかも知れない。
多くの起業家も含む社会一般とは
まるで違うパラダイムで生きている人間にとって、
世間の「成功法」というのは
たとえどれだけすごくても、
ほとんどが
ギークの頭をかき乱すだけの毒である。
タイプが根本的に違うからだ。
著者自身がギークなこの本は、
アウトカーストな者達への福音である。
🥳
ハッカーは科学者とは違う、
むしろ画家や小説家のようなもの。
その説明からはじまり、
哲学から
処世術までおしえてくれる。
なお、
あなたの興味に
プログラミングがまったく関係なくても、
同じ考えが通用する。
まして、
広く言えば情報ビジネスなどの、
「オンラインで一括提供するサービス」をしているのなら、理解は早いだろう。
🥳
原著は2004年に出版。
日本では、
検索にGoogle を使うヤツは
正真正銘のパソコンオタクしかいなかった頃だ。
著者や他社の成功事例も交えながら
Webサービスの歴史と予言にあふれている。
ASPというのは
生まれて間もない頃。
それから16経った今、
著者の予測はおおむね当たっていて、
たとえば、ASPは当たり前のものとなり、天下を取る者が現れるだろうというと買いているが、それは、たぶん著者も想像だにしてなかった、Amazonである。
🥳
でもって、
ビジネスやりましょう界隈では
よくされる、
富はお金の事じゃないという話や
それに絡む重要なマインドセット群とその元、
さらには、
ベンチャー企業の
これしかないという成功法も語られている。
成功法というよりは、
ベンチャーの半分は
初期のミスや不運など
ランダム要素によって消えるので、
失敗率を最小限にとどめる方法、
と言ったほうが正確か。
🥳
とりあえず半分飛ばしたが、
最終的に
もっとおもしろい話しが出てくるが、
ここはもう、
読む楽しみに取っておいてもらいたい。
少しだけ言うと、
私が4年前に考えたことのうち、
プログラミング言語という
世界での原型、とでもいうべきものが、
1950年代に既に
完成していたというもの。
そして2020年でも主流の言語たちは
そいつにいまだに追いつけていないという、
著者も認める
半分は宗教論争となる問題を含んでいる。
🥳
今日は、
基地所在地の
この北の都ですら 35度になるという、
めったにない
暑い日だったので、
結局、午後はほとんど
この本を読みふけるだけとなった。
それくらいおもしろい本。
こだわりの強い
作り出す事が好きなオタクなら、
読めばきっと共感してくれるはずだ。
🥳
なお、
著者の数々の励ましは
個人的にうれしいものであった。
- - -
ありがとう
Love is the Ultimate Law of the Universe.💖
Wear the world like a loose garment.
One day at a time.
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