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江ノ島の裏側を歩いてみた。〜洞窟へのみちのり編〜

あけましておめでとうございます。
新成人の皆様、おめでとうございます。
そして…note更新ご無沙汰しておりました!

今日は、そんな将来への希望に満ち溢れたキラキラな新成人の皆さんを車窓より眺めながら、
私の成人式はもう7年前か。
と時の流れの早さに震えつつ、
行ってまいりました。

江ノ島。

「あれ?江ノ島って、商店街に神社に展望台、明るいキラキラな海をみながら食べ歩きのできるスポットじゃないっけ?」

「もしやこの人、掲載する写真間違えてない?指摘したほうがいいのかな…」

などと思われた方がいましたら、
申し訳ございません。
こちらはまごうことなき 江ノ島の風景です。

そう、江ノ島の裏側には
荘厳な洞窟があるのです!

今日はそんな「江ノ島の裏側」
にフォーカスしてお散歩してきました。

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1.岩屋洞窟ってなに?

【岩屋洞窟】
江ノ島の最奥にある、海の侵食によりできた
「海蝕洞窟」。 江ノ島神社の信仰の発祥の地。日蓮聖人や弘法大師も修行したといわれる。

まさに「自然の神秘」とわれわれ日本人の「信仰の歴史」を同時に体感できるという貴重な場所なのです。

これは…行くしかない!

2.江の島の裏側への道のり

まずは江の島の正面から、お土産やさんや飲食店で賑わうメインストリートを通り江ノ島神社へ。
本堂のお参りのために長い階段をまっすぐ登りたいところですが…

今回のテーマは【江の島の裏側】。
あえてマイナーっぽい道を選択してみました。
階段は登らず、神社横の坂をひたすら登ります。

ご覧のとおり、やはり本殿への階段にくらべ
人気はかなりまばら。
地図を見ると、この道は
神社の奥のお堂の付近に出るようで。

少し不安になりますが
今回は江の島の裏側探索なのでそんなこと言ってられません。

島の西側にあたるので日陰ばかりで寒いし
暗いし、人は少ないし 私有地もおおいし

ひねくれたことせずに
メインストリートで食べ歩きすればよかった…とゲンナリしかけたところに

ついに現れました。絶景。

切り立った崖に鬱蒼とした木々、荒々しい波に、深い青の海。

自分の中では、江ノ島の海って
穏やかで明るくてサーファーさんや
若い人が沢山 【暖かそうで明るい海】
ってイメージしかなかったので。

表側で見る海とは全く違う荘厳な顔を見せてくれました。

フェンスの下を覗きこむと思わず足がすくむ
高さですが、なにせ参道の裏道。
人気が少ないです。

この景色をほぼ独り占めできます!

どれだけこの景色に魅入って立ち止まっても
納得のいくまで何枚写真撮影しても
「後の人が詰まっているから…」
など気にする必要はありませんでした。

か、快適。

江ノ島の自然を楽しみたい方や
カメラが趣味の方々に 是非オススメしたい
絶景スポットです!

晴れていたら富士山もよく見えるそうですが、
この日は…残念。

3.江ノ島神社 奥津宮でひといき

先ほどの隠れ絶景スポットからさらにぐんぐん
坂を登っていくと、江ノ島神社の境内にたどり着きます。

目の前に現れたお宮は、「奥津宮」。

【江ノ島神社 奥津宮】
岩屋洞窟にいちばん近いお宮。
海を守るという〝多紀理比売命〝(たぎりひめのみこと)という神様をお祀りしている。
昔は「御旅所」とよばれ 岩屋洞窟に海水が入る季節は、洞窟のご本尊が、ここに遷座していたという。

まさに、これから向かう岩屋洞窟と
深く関係しているお宮に道中参拝することができます。

参拝の際は、お賽銭を投げる前に
ぜひ天井を見上げてみてください!

亀さんに睨まれていますよ。

※いただいた御朱印にも天井絵と同じ亀さんがいらっしゃいました

こちらは江戸時代の絵師
酒井抱一により描かれた
「八方睨みの亀」。

どこからみても目が合うという
不思議な絵です。
よくみると亀だけど猫みたいな顔をしてて
すごくかわいいし、親近感が湧いてきます!

失礼は承知ですが
トイレ中のうちの猫にそっくりなんです
この亀さん…。

そんな本心を見透かされているのか
じーっ。と睨まれながら
わたしは2020年も健やかに楽しく過ごせるよう
お参りをしました。

奥津宮で一息ついたら、
いよいよ 岩屋洞窟への道のりです!

ここからは、
とにかく!
ひたすら!
階段を下ります。下りまくります。

今回は階段下の海岸から出る観光船は
使いませんので…

帰り道はこれを全部登る!!

という覚悟を決めて
ひたすら下ります。


次の記事では、いよいよ
岩屋洞窟の内部に入っていきます。
よろしければご覧ください。

それでは。




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