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3年の法則

「法則」という言葉が当てはまるかは分かりませんが、「3年」という期間の中で、自分を取り巻く周囲の環境がガラリと変わるというお話です。

皆さんはどうでしょうか?

・友人の結婚・出産
・同じ職場の同僚・後輩・先輩との出会い・別れ
・親族の死去
・親戚の子の結婚
・職場での情報発信を機に、運動器分野に興味のある後輩が増えた

自分自身パッと思いついたことです。

現在の職場には8年勤務していますので、ずっと送り出す側ではありました。退職希望を出した方が、〇月まで出勤と認識はしていても、当分顔を見なくなることで、「あ、もうあの人は出勤しないんだ」となり、心に穴が開いた感覚になります。人との関係性により、穴の大きさは変動しますが、、

昔からその感覚は持ち合わせておらず、
学生時代の卒業式は何とも思わず、泣く人を見て不思議に思っていました。

しかし、病院で勤務していると
昨日まで元気に生活をされていた方が、突然脳出血などで倒れ、車いす生活や、脳の損傷部位によってはベッド上での寝たきりになるというのは日常的に経験します。

当たり前ですが
今、目に前にいる人が、明日も生きているかは分かりません。そういう現実を見てきたからこそ、今、自分が関わっている人達との関わりを大事にしようとなりました。

新人向けの研修でも、ただ「触診」をするだけではなく、なぜ必要か・臨床で活かすための内容をできるだけ分かりやすく、時間いっぱい伝えています。情報発信をすると、必ず1人2人は共感・興味をもってくれる人がいます。3年も続ければ、最低3人。その子達が、後の後輩に指導→もっともっと輪が広がります。

業務をある程度こなすのも、実感として3年はかかります、、人の意見を素直に聞く人は、成長が早いと感じますが、「自分のものにする」までは1-2年では無理です。「石の上にも3年」ってまさにそうだな~と思います。

最後に
近々、尊敬していたIさんが退職されます。

入職当初から、
ご飯に誘って頂き、
業務・リハビリの相談に乗ってくれた
業務後に遅くまで勉強会を開いてくれた
言葉遣いが悪かった時、きちんと叱って頂いた
病棟全体をまとめるリーダシップが凄かった

背中で語るカッコいい方でした。
相当、心に大きな穴が開くでしょう。

いつか自分も退職する時、
何か思ってくれる子が、5人は欲しい。

脱線しましたが、

同じ病棟で約3年間働けたこと、忘れません。
お世話になりました!

たまに、ブログを覗きにきてください。

7月中には「仙腸関節性の腰痛」を仕上げます。 

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