ストレッチポールの代わりにバスタオルを丸めよう
ストレッチポールの代わりにバスタオルを使用!意外と効果的です。
どうもです。みなさん、ストレッチポールってご存知ありますよね!?
昔すごく流行っていたアレです。今でもフィットネスジムや、スポーツ系病院のリハビリ室に置いてあるので、使ったことのある人はまぁまぁ多いはず。
このストレッチポール、もうブームが過ぎたといえば過ぎましたが、やっぱりすごく良いです。でも家に持っていない方は多いですよね?
実はこれ、バスタオルを丸めることで代用出来ます。
えぇ...身体を拭く、あの普通のバスタオルです。ストレッチポールの効果と合わせて書いていきますね。
-今回の記事が気になった方は、こちらのストレッチシリーズもオススメです-
・ストレッチ①-ストレッチを始める前に知っておくと得すること-
・ストレッチ②効率の良い伸長時間と黄金ルール4!
・ストレッチ③基本手技と効果抜群の裏技手技
・ストレッチ④-実践!体幹と肩関節のおすすめ10-
・ストレッチ⑤-実践!股・膝・足・手関節のおすすめ14-
・ストレッチ⑥-ストレッチに関する論文をひたすら集めてみた-
・ストレッチ⑦-柔らかくなった身体を維持する-
ストレッチポールとは
これ、ほとんどの方が見たことあると思います。簡単に言えば、「ストレッチの道具」。これに乗って身体を動かすことでコンディションを整えていくものになります。
元々はバレーボール選手の間で広まり、そこからスポーツ・医療の分野へと広がってきましたと言われています。
ストレッチポールの使い方
一番メインの使い方は、バランスや全身のコンディショニングの改善とされています。そのあたりが気になる方は公式ブログからどうぞ。
私が現場でよく使っていたのは、身体の凝っている場所に当てるやり方です。中でもオススメは脚の横側の部分。
(今回のテーマはストレッチポールの代わりにタオルなのですが、この写真は水筒を使ってます。ちなみにこのモデルさんは友人のヨガの先生♪)
ここってすごく張りやすい筋肉で、柔軟性を高めてあげることでふつうの人なら脚が軽く感じるようになります。スポーツマンならパフォーマンスが上がるケースがすごく多い。
加えてここの筋肉はストレッチポールが使いやすいんです。横向きに寝て当てることが出来るので、テレビを見ながらとか、本を見ながらでも出来ますよ。
とりあえず一度試してみて、張り感があるなと感じるようなら、積極的にストレッチポールを使ってあげてください。真横から斜め前、斜め後ろといろんな角度でストレッチポールを当ててあげると良いですよ。
ストレッチポールの効果
私が主に使っていたのは、筋肉のコンディショニング調整です。筋肉に圧迫を加えてあげることで、伸ばしていきます。
あとは普通のストレッチではなかなか改善出来ないポイントにアプローチできるのが素晴らしいポイント。というのも、 普通のストレッチは筋肉全体のストレッチ。
例えばこのストレッチなら横側全体を伸ばしています。
でも、この筋肉の一部分がピンポイントで硬い場合はどうでしょう?
筋肉って全体的に硬くなる場合と、一部分がピンポイントで硬くなる場合があります。
肩こりをイメージしてもらえたら、硬くなるポイントがありますよね?
あれと同じです。その場合、普通のストレッチじゃなかなか伸びてくれません。
肩こりで、肩の硬い痛いポイントには普通のストレッチよりもピンポイントのマッサージの方が効果的。それと同じ感覚です。なので、こういったケースでストレッチポールは重宝するわけです。
ストレッチポールの効果は他にも
・背骨が整う
・呼吸が深くなる
・副交感神経優位になる
などがあると言われています。使い方によって色々できる便利なアイテムですね。
ストレッチポールで膝の痛みが取れたケース
私自身のことですが、中学に一度、高校時代に2度膝の手術をしています。
離断整骨軟骨炎という、軟骨が剥がれる疾患です。
で、手術は無事終わってるのですが、膝のお皿の裏側に小さな軟骨のかけらがまだ残っていて、運動した時に痛みが出ることがあるんです。
このかけらが残っていることは現状どうしようもないのですが、脚のコンディション(特に大腿筋膜張筋と腸脛靭帯)が良い時は痛みが出ないことを発見しました!!
ここが張ってる時に運動すると結構痛むので(それと軟骨の関係はちょっとわかりにくいのですが)ここが張らないように日頃からストレッチをする習慣が出来ました。
…が、普通のストレッチではなかなか張ってる状態が改善しない。結構しっかりとストレッチをして、ようやくましになってくる感じでした。
でも、このストレッチポールエクササイズをすればコンディションUP、すごく良い感じの脚の状態が保てるようになりました。
(ストレッチポールだけの効果でなく、同時にお尻の筋トレもしています。お尻の筋トレも、膝の負担軽減に効果的です。)
ストレッチポールのリスク
ここは、怖いことを言う人がいます…ストレッチポールを使うと筋肉を痛めつけてしまう。だからストレッチポールを使うべきではない!といった形ですね。
ん〜〜〜...たしかにリスクはありますよ?ゼロではないです。
でもそれだけ筋肉を痛めるのは、ストレッチポールを使うときに「強い痛みを我慢して使う」からです。
ふつうにマッサージを受けている時、ふつうにストレッチをする時、痛みを我慢してやっていたら筋肉を痛めることってありますよね?
それと一緒。
強いマッサージではなく、適切な負荷でマッサージやストレッチを行って、筋肉のコンディションを整えてあげることが大事です。
無理に行わず、普通にストレッチポールを使ってあげてください。
ストレッチポールの代わりにバスタオルを使う
さて、今回のテーマであるバスタオル。ようやく出てきました笑。
バスタオルで効果があるなら、それでいいって思う人も結構いると思います。
本物と効果が一緒かと言われれば、正直わかりません。
ですが、筋肉のコンディショニングの面に関して、私の実感では十分効果的かと思います(ちょっと丸めるのが手間なのと、背中に当てて転がすには使いづらい面はあります)。
ストレッチポール、あれ一番ベーシックなものだと約1万円ぐらいします。
ややお高いんですよね...臨床でもたまにストレッチポールを使っていましたが、家の自主トレーニングで使って欲しいケースも多々ありました。
でも1万円の商品はなかなかオススメしにくい&買ってもらいにくい...
そのときに効果的だったのが、このバスタオルを丸めて使うパターン。
バスタオルを2枚丸めると、割といいサイズになります。
これをストレッチポール代わりに使うと、いい感じで筋肉のコンディショニングを整えることが出来ます。
ほかに使ってみて良かったのは、水筒です。少し硬すぎるかもなので、その場合はタオルを巻いて使うとちょうど良いかもですね。
痛くなりすぎなければ基本的にOKと思って使ってください。
と、いうことで今回の記事は「 ストレッチポールの代わりにバスタオルを丸めよう」でした!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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あなたのためになったんだなと思い、幸せな気分でビールを飲みます!ありがとうございます。