キッチンのおたのしみ〜自家製ほうじ茶の世界
こんにちは!おやさい料理研究所の所長で栄養士のたかはしかよこです。
#COVID19 の影響でおうちで過ごす時間が圧倒的に増えたところで、家ならではで手軽な食の愉しみ方をご紹介してまいります。
本日は自家製ほうじ茶のススメです。両国の福泉茶店の菊地さんにレクチャーいただきました。
1.自家製ほうじ茶のおたのしみポイント
① 煎りたてのほうじ茶の香り・味わいは絶品!
② 煎っている最中の香りはルームフレグランス(茶香炉ってあったね)
③ アレンジティーも愉しめるよ!
2. ほうじ茶の作り方
① お茶は、くき茶を用意(緑茶でもOKです)
② ほうろくを用意(なければフライパンでもよし)
③ ほうろく(フライパン)に茎茶を入れて強火で炙る(カセットコンロでもOK)茶葉の量は、私は何日分かまとめて煎りますがお好みで。
④ 適宜ゆすりながら煙が出てきたら火を止めて予熱でひたすら煎る!
⑤ 好みの加減で浅煎り、深煎りに
⑥ 煎り終わったらお皿などに出して、冷ましてから密閉容器に保存
そのままお茶を入れてみましょう。
<作り方の動画:雑談つき@福泉茶店>
3. ほうじ茶の淹れ方
急須に茶葉をたっぷりめ(ティースプーン山盛り4杯)に、熱湯を注いで30秒おいてからカップに注ぎます。最後の1滴までよくお茶を出すのがポイントの模様。ほうじ茶だと二煎まで。
自家製だと、粉がたくさん出るので淹れるときに茶こしをかけます。
<参考リンク>
http://www.ocha.tv/how_to_brew/nihoncha/genmai_houji/
4.ほうじ茶アレンジ
菊地さんと実験したのは「ラム酒を数滴垂らす」をやってみました。
これがびっくり! 違う世界が覗けます。ブランデーも合いそう。
ほうじ茶ラテはよくあるアレンジ。ドリンクのバリエーションが豊富!
飲むだけじゃなくて、スイーツやごはんもののバリエーションも豊富!
5.道具
我が家はたまたま「ほうろく」が家にあってめっちゃ重宝しています。お家にない場合はフライパンで大丈夫。
① ガスコンロ(カセットコンロでもOK)
② ほうろく(フランパンでもOK)
③ 急須とお気に入りのカップ
透明なガラスの急須もおしゃれなんだけど、日本茶は↓みたいな急須のほうが美味しく感じる! それぞれお好みで。
6.福泉茶店とわたし
福泉茶店(ふくいずみちゃてん)は両国にある日本茶専門店です。(日本茶の茶葉の販売)
今年2020年の1月にご縁をいただいて店主菊地さんに日本茶のレクチャーの機会を得ました。菊地さんは製薬会社にお勤めされていた理学士さんで、化学目線のお茶のはなしがとっても面白くてあっという間の時間でした。
私自身は日本茶のカフェインが苦手でほうじ茶の話をしてみたら実演いただいてこういう愉しみ方に出会いました。以降、数日ごとにほうじ茶を煎って、毎日たっぷり水分がとれるようになりました。
また、ほうじ茶を煎っているときにキッチンにただよう香りは至福の時間です。一石三鳥以上の価値があるわ〜と毎日感謝しながら過ごしています。ありがとうございます。
身体の健康はまず十分な水分の補給がカギです。身体にも心にもほっとする時間をお過ごしくださいね。
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