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冬の仕事事情

雪国で冬に林業の仕事をして生計を立てると言うのは、なかなかハードルが高い環境です。

そんな訳で独立する前に勤めていた林業会社でも、冬場の1月から3月までは籍を切って、三ヶ月間だけフリーランスとして仕事をしていました。

そこで主としてしていた仕事が、薪作りでした。

私は民間の事業所から、手間受けという形で薪作りの仕事を貰っていたんです。

別に林業に関わる仕事でなくても良かったんですが、ほぼ私だけの一人仕事でしたので、自分の好きな時間でいわゆるフレックスタイム的に仕事が出来るのが良くて続けてました。

勿論、労働時間の決まりも無く、生産量もこのぐらいは作って欲しいと言う要望はありはしましたが、融通がきく感じで個人的に冬の仕事としては、働きやすい環境でした。

ただやり始めた当初は数字を追い求めすぎるあまり、腰や背中を痛めてしまう事が多々あり、この反省を元に、薪作りは頑張り過ぎてはいけない仕事だと悟りました。

そんな冬の安パイとして慣れてきたこの仕事も諸事情により、今冬は無くなってしまいました😢

ただ薪作りと並行して、雪国ならではの除雪の仕事も別に受けてやっていたので、雪の多い今冬の収入は何とか確保出来ています。

あとは知り合いからの時折頼まれる、雪またじ(雪下ろし、除雪関係)のバイトがあり、この二つが今の所今冬の仕事となっています。

どちらも収入が雪に影響される仕事なので、かなり不安定になりますし、実際の収入も期待できるほどのものでも無いです。

人を使っていたらこんな冬の過ごし方は出来ないでしょう。

これが個人事業主、一人親方の気楽なところです。

そしてこれが、私の冬ごもりです。




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