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「コーチの存在意義はあるか?」 #コチ研 第二回公開研究会を実施しました

▼参加者の声


今回も様々なスクール&独学の皆さまにご参加いただきました!

ありがとうございました!!

このnoteは、

・参加者への振り返り
・惜しくも参加できなかった人へおすそ分け
・次回、参加を検討中の人へのアピール

を目的としたレポートです。

ファシリテーターを務めたしげ視点中心ですが、当日の空気感が伝わるよう頑張りたいと思います!

誰に向けた、何を得るイベントか

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全国若手コーチング研究会『コチ研』は、

「わかった」ではなく『わからない』を持ち帰ろう

をコンセプトに

・しげ @psps0113
・しみしょー @shimi_coach
・あんじゅ @raworkingmama

の3名で立ち上げたコーチング研究会です。

何かを教えてもらう勉強会ではなく、自分たちで考えたり、議論したり、実験(ワーク)を通じて、コーチングへの理解を深め、新しい仮説、新しい問いを生み出すことを狙いとしています。

・・・

第二回となる今回のテーマは、

『コーチ』の存在意義はあるか?

答えを出すのではなく、今回のワークを通じて考えを深めるのが目的。最終的な答えも出しません。

考えて、深めて、余計わからなくなって、それで終わり!としました。

『コーチ』 ならではの存在意義が
”ある派” と ”ない派” に分かれて討論会

今回のワークは、ディベート。

その人自身の本来の主張とは関係なく、それぞれの立場を経験し、ディベート形式で討論していただきました。

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ワークの後半では、立場を入れ替えてディベートを実施したのですが、

1周目の質疑応答で放った自分の質問が、ブーメランとなって自分に返ってくるため、それをさらに返すより深い思考が必要です。

ここがかなり参加者の皆さんを困らせていたように思います。

でも、そのおかげで運営が想定していなかった視点や話題にも話が及び、とても拡がりのある討論会になりました。

例えば…

【ある派】
・国内外で広まっており、効果が証明されている
・第三者から、利害関係なく客観的に関わってもらえることに意義がある
・クライアントのためだけに動いてもらえる
・学習や目標達成プロセスのプロフェッショナル
・お金をもらうことで、悩みに真剣に向き合い、コーチングの質が高まるケースもある
・信頼できる人、あるいは相談できるような相手が周りにいない場合のセーフティネットになりうる
【ない派】
・コーチングは、あくまでコミュニケーションスキルの一つ。きちんと学べば誰でもできる
・セルフコーチングができれば不要
・周りにコーチングができる人が増えれば、職業としてのコーチは必要ない(役割として必要かは別)
・コーチと言ってしまうことで、逆に間違った期待を持たれてしまうケースもある
・コーチは「コーチング」をしなければならないが、対人支援では「コーチング以外」も複合的に使いながら関わるほうが良いケースもある(=コーチという肩書が足かせになるのでは?)

※ある派、ない派という表現は、あくまでワークにおける立場を示しています。

内容 (こんな感想&考察が出たよ

せっかくなので、もう少し当日出たコメントや考察をシェアさせていただきます。

ディベートを通して自身の考えが偏っているなと気がつけた。
セルフコーチができれば、コーチは必要がないのか?という問い。ここにはコーチの成長、レベルアップが必要だと感じた。
コーチの存在意義については改めて考えたいものがありました。コーチである必要性とは何か、コーチとしての在り方に繋がるヒントがありそうだと思います。
テーマのおかげでモヤモヤした。コーチングに意味がないと思っている人に対して、どうアプローチすべきか考える時間になった
今なぜ自分がコーチとしているのか、仕事・ポジションの意味合いを改めて考えたい


また、イベント終了後の簡易交流会では、

コーチとして中途半端なことはしたくない。なぜコーチが必要なのか、ちゃんと説明できるコーチになりたい

という名言もいただきました。

これには運営チームもおもわず「おぉ、すごい…!」と唸りましたね。

参加者の声 (アンケート結果

ありがたいことに、とても良い評価をいただけています!

嘘くさく見えるかもしれませんが、こちらは本当に本当のアンケート結果そのままです笑

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いろんな視点を得られました!ありがとうございました
自分にはない考えにたくさん出会えたことが、とても楽しかったです。
ディベート通して自分の考えをまとめることができた。
予想以上に頭が混乱した。コーチの存在意義を疑うことで今までにない視点でコーチの必要性を感じることができたから。
コーチングを学ぶ人たちとの新しい出会いがあったこと。難しくも考えたいテーマを通して、たくさんの意見や考えが聞けたこと。
はじめの方は少し緊張しましたが、主催者・参加者の皆さんのあたたかさで楽しく過ごすことができました。


テーマがテーマだけに、思考が進まず、学びが深まらなかったり、逆に進みすぎてちょっと喧嘩みたいになったらどうしよう……など、色んな不安があったのですが、

このアンケート結果を見る限り、とても貴重な時間にできたようでとても安心しました。

参加者の皆さん、協力ありがとうございました!

やってよかった!!

まとめ (だれが何を得たか

ファシリテーター目線で、今回の体験をザクッとまとめると、、

クライアント目線での ”コーチングの意義・価値” と改めて深く向き合い、言語化することで、より高く、より広い視野でコーチングの価値を再確認した時間

かつ

フラットな目線で、クライアントにとって本当に意義のある時間を提供できるのか?そのためにはなにをすべきか?という新たな問い

を得た時間になっていたように感じます。


また、コチ研の特徴として、

いろんな流派の人、専業コーチも副業コーチも、コーチとしてではなく仕事の場でコーチングスキルを活かしてます、という方にも参加していただいているので、

カオスの中で意見交換できる場所

新しい意見、新しい仲間に出会える場所

ということも、今後は推しポイントとして発信していくのもありかもしれない…と感じる時間でした!


もちろん、これらは僕個人の感想であり、参加者の皆さんそれぞれに刺さったポイント、問い、新たな「わからない」があるはずなので、それを一つにまとめるような野暮なことはしません。

ぜひ、その感覚をじっくり味わっていただけると幸いです。


このnoteを読んで、#コチ研 に興味を持ってくださった熱意ある若手コーチの皆さま、

また近いうちに第3回を実施すると思いますので、ぜひ!そちらでお会いしましょう!


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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