企業訪問に行ってみた

先日、ご縁がありバルセロナの郊外にある企業に訪問に行ってきました。
今の所属である自動車関連会社とは全く関係なく、動物飼料や植物の肥料に使われる血漿タンパク質を製造、販売している会社です。
ニッチな業界ですが、世界的なシェアが大きくアメリカに本社を置くグローバル企業です。

日時のやりとりまでは英語でやっていたのですが、私がほんの少しスペイン語が分かると知るといきなりスペイン語に切り替わってびびりました。笑

最寄りの駅まで車で迎えにきていただき、会社まで向かいました。


二階建てのオフィスを一緒に案内してもらいました。

ここは、主にセールスや人事を担当している人たちのフロアで、それぞれの個室が全て透明になっていて清潔感のあるオフィスでした。

続いて、R&Dを行っている実験室へ案内されました。
血漿の作成や、細胞の培養を行う他、実験用にハムやソーセージを作っている部屋もありました。

最後にプラントを見学しました。

とさつ場から届いた豚の血液を遠心力で分解して、血漿成分と血球に分解します。それぞれ水が多分に含まれているので、乾燥、精製してタンパク質として世界中に発送します。

毒物混在を防止するために厳重に管理されています


・・・と、ここまでの話を全てスペイン語でされました。
半分くらい分からなかった部分もあるのですが、それでも質問できたり、簡単な自分の話をしたりすることはできたので自分なりによく頑張りました。


最後はレストランでご一緒したのですが、やはり高速スペイン語にはかないませんでした😢
私にとってずっと変わらず一番大変なのは、業務ではなくランチの会話。

それでも、
会社では数十年務めている人が多い、
ほとんどがスペイン人、カタルーニャの人である、
給料体系はそこまでよくない(どこでも聞く話です)
などなど、興味深い話が聞けました。


アポイントを取るところから、会社に行って、社員の方とスペイン語で話せたことは一つの自信につながりました。
また、インターン先とは全く異なる業界でしたが、世界にネットワークを持ち、英語で営業をし、チームで活動していくことの魅力をさらに感じています。

海運のアクセスの良さから、グローバル会社のヨーロッパ拠点、支店が多くあるバルセロナを生かして、さらに企業訪問を進めてみようと思います!

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