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「共感してもらうことの嬉しさを感じた」 プロトアウトスタジオ「DX人材育成コース」を受講し感じた新しい自分のモチベーション

プロトアウトスタジオ初となる法人向けのメニュー、「DX人材育成コース」を2020年10月よりサントリーシステムテクノロジー株式会社の6名の方に受講を頂きました。
今回はその受講生である三戸誠さん(33)の受講内容と共に、「DX人材育成コース」について紹介をしていきたいと思います。

実践型「DX人材育成コース」概要

まず初めに「DX人材育成コース」についてご紹介をいたします。
プロトアウトスタジオの「DX人材育成コース」は、クラウドファンディングのオーナーを目指すことで、技術力・企画力・発信力を鍛える、法人向けの実践型人材育成プログラムです。

プログラムは前半の授業フェーズ(1.5ヶ月強)と後半の卒業制作フェーズ(1ヶ月強)により構成され、それぞれのフェーズで講師・メンターが受講生の学習を強力にバックアップしております。

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また、前半の授業フェーズでは、1週間単位で「ハンズオン型授業」→ 「アウトプットを公開する実践型課題」→ 「課題レビュー」が行われ、学びから実践、フィードバックまでを超高速回転しながら、技術的応用力を身につけていただくようになっております。

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※この期間はいわゆる「経験学習」のフェーズであり、広い範囲で経験を積みながら、クラウドファンディングへ挑戦するためのテーマを自分の中で見つけていくことを目指します。

後半の卒業制作フェーズでは、受講生1人ひとりに強力なメンターがつき、二人三脚でクラウドファンディングに挑戦をし、自分のプロダクトに対する責任を経験することで「プロダクトオーナーシップ」を身につけます。

※自ら設定した「テーマ」を自ら達成に向かうからこそ、プロダクトオーナーシップが醸成され、経験からの学びが加速します。
参照:自己決定理論(Deci & Ryan, 1985, 2011; Ryan & Deci, 2000)


次の章では、実際に受講をいただいた三戸さんのお話を取り上げたいと思います。

受講生紹介

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2歳になられるお子さんと遊ぶことや、お子さんの就寝後に奥さんと観る映画などが楽しみという家族想いの三戸さん。
お仕事ではサントリーシステムテクノロジー株式会社のビジネスシステム部門で通販に関するフルフィルメントシステムの開発運用をPMの立場で担当。
コスト面リソース面での運用効率化を計画し、ステークホルダーとの合意のもとシステムへの反映を進めていくことが主な業務です。

コース受講前のアンケートでは、必ずしもプログラミングやモノづくりに強い印象を得られませんでした。

受講前アンケートらの抜粋:
[プログラミング経験] ほぼ無い
[ネットワークとWebの基本] 理解できているとは言えないが、知っている
[Visual Studio Codeで開発をはじめよう] ほとんど知らない
[Node.jsで様々な情報を取得しよう] ほとんど知らない

「共感してもらう事の嬉しさを実感した。」

顧客や社内にステークホルダーも多く、強い責任感をもってお仕事をされている三戸さん。

今回のプロトアウトスタジオの研修を受けることで
「普段は責任感を持って業務に従事することが多いが、人に共感をしてもらうことをモチベーションにし、楽しいと思えることの割合を増やしていくことで、アウトプットの質をあげられるという意識がうまれた」
と、自分の中の気づきを終了後の振り返りで紹介いただきました。


この点はご本人の授業課題の提出物(アウトプット)からも見て取れます
授業前半ではアウトプットの仕方や、方向性にばらつきがありましたが、「共感」を得ることで自分の中のテーマ(家族)を見つけてからは、その方向に一気に加速しアウトプットの質が向上していています。 (以下表参照)


メンターと二人三脚で進めた卒業制作期間

卒業制作期間ではメンターが各受講生に1名つき、アイデアや実装方法から、クラウドファンディング達成に向けたメンタリングを週1回目安で行っていきます。
三戸さんには、「まず試す」がモットー。ブレストとラピッドプロトタイピングが得意の君塚 史高さん(フリーランス)に担当いただきました。


授業フェーズで自分のテーマを「子供のイヤイヤ期に関する課題」と目処をつけた三戸さん。
「ついついココロが折れそうになるわが子のイヤイヤ期を、ウキウキする時間に変えたい」という思いから最終制作の企画を検討をしておりました。

▼当初の企画に関するnote


ただ、最初のアイデアは、「利用シーンが広い」「実装方法の検証がされていない」など、クラウドファンディングにチャレンジするには抽象度が高い状況でした。

このような状態から、以下のような流れでメンターと二人三脚でアイデアとその実装方法をブラッシュアップしていきました。

1回目:顔合わせ、ゴール、方向性の確認、対象を観察する宿題の提示 
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2回目:解決したい具体的で狭いスコープを決定、解決策のディスカッションと仮説立て、モックによる検証開始準備
                ↓
3回目:モックのコード解説 、必要に応じた改修・改善ディスカッション
                ↓
4回目:プロトタイプを使っての効果検証。検証結果を受けての改善
※CFページの下書き、制作もこの頃から開始


メンターと受講生にて相互にゴールの確認をした後、仮説立てや実現技術の検証を二人三脚で進めていく、そのようにしクラウドファンディングの成功に向けて伴走をするのが、後半の卒業制作期間です。

▼実際に取り組んだクラウドファンディング 
https://camp-fire.jp/projects/view/344677

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自分の業務を特定してしまっている人におすすめしたい

全プログラム終了後の振り返りで、「疲れましたし、がんばった感があった。短期間に負荷をかけて何かに打ち込むという事をしばらくやってなかったので、乗り切れた達成感はちからになったという実感を味わえた。」と振り返った三戸さん

本プログラムを誰に紹介したいかとの問いかけに、
自分の業務を特定してしまって、共感を得られることを知らない人にはおすすめしたい。と答えていただきました。

3ヶ月間のプログラム受講、お疲れ様でした!
これからのご活躍、楽しみにしています!


DX人材育成コース公開説明会開催します

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プロトアウトスタジオでは3つのDX関係コースを用意しております。
プログラムの詳細を紹介する説明会を開催することとなりました。
参加ご希望の方は、以下フォームよりお問い合わせいただければと存じます。 ※日程上参加できない方は資料を送付いたします。




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