はじめてのインタビュー
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「インタビューをしたいって言われてる…」
突然、こんな事を、向かいの席に座っている僕から言われた仲間の心中を察するに、とても戸惑ったんじゃないだろうかと今は反省しています。
それは、ゴールデンウィークに入る少し前の事でした。
Facebookのメッセンジャーに見知らぬ方からメッセージが届きました。
僕は、Facebookのアカウントこそ持っていますが上手に活用できていないという強い自覚があるくらい、全然使えていません。今の使用方法としては、Facebookで繋がっている方との連絡ツールと化していて、僕が何かを発信するという使い方はほとんどしていません。
そんなFacebookのメッセンジャーにメッセージが届いていたのをスマホの通知で見て、最初は知り合いなんだと思っていました。でも、その方の画像にも名前にも心当たりがありません。
「これは、営業的なヤツなのかな?」
これまでに、Facebookで営業を受けた事なんて一度も無いにもかかわらず、何故かそんな風に思ってしまうくらいには、僕の心は濁っていたのかもしれませんし、荒んでいたのかもしれません。少なくとも、「まずは疑ってかかる」的な狭い了見の持ち主だという事なんだと思っています。
「営業的なヤツかもしれないからと言って、メッセージを読まないというわけにもいかないよなあ」
そんな小心者な部分も持ち合わせている僕は、とりあえず、そのメッセージを開きました。
すると、
想像もしなかった内容が書いてありました。
曰く、「運営しているWEBメディアへの掲載のため、プロタゴワークスの代表にインタビューをさせてほしい(※本当はもっと丁寧に詳細まで説明してあったきちんとした内容でしたが意訳)」という旨のメッセージでした。
全く想定していなかったために、驚いて冒頭の言葉がうっかり口から漏れてしまいました。
そして、この時、驚きと同時に、嬉しさも一緒にやってきていました。
「全く知らない人に、プロタゴワークスのやっている事が届いたのかもしれない」
そう思うと、嬉しさはぐんぐん高まります。
しかし、こういう時が、僕の一番危険なタイミングです。
感情の高ぶりによって、冷静な判断が出来なくなり、色んな事を間違える可能性が高くなるんです。
「落ち着け、落ち着け」
自分にそう言い聞かせつつ、努めて冷静になるために深呼吸をしたりして、仲間と相談しつつ返信を送りました。
「ウチは共同経営なので、あかねだけじゃなくて2人揃って詳しい話を聞かせて下さい」
その後メッセージのやり取りをして、ゴールデンウィーク明けに、ZOOMで顔合わせ&詳細説明をしてもらう事が決まりました。
WEBメディアの名前は、『Re・rise News -美しい時代を創る人達-』。
正直言って、僕はこの時初めてこのサイトの名前と存在を知りました。
全く知らないサイトだったので、メッセージをいただいた時にまずはこのサイトを検索して、どんな記事が載っているのかを自分達の目で確認しました。そうして、当初抱いていた「営業的なヤツなのかな?」という疑念は払拭されました。
迎えたゴールデンウィーク明けの顔合わせで、担当していただいた渋谷さんと初めてお話をさせていただきました。
僕は45年生きてきましたが、自慢じゃないけど“取材”なんて受けた事がありません。なので、仲間と一緒に話しているとは言え、自分としてはまあまあ緊張していたんですが、そこはさすが何人もインタビューをしている方だけあって、緊張もすぐに解けまして、それなりに自然体でお話をして、確認したかった事柄も聞けました。
この話をいただいた当初は、会社の広報的な意味合いなのであれば、僕の出る幕は無いかなと思っていました。自分自身で把握している特性として、あまり前面に出ていくのは向いていないと自覚があるからです。人前で堂々と理路整然と自分のしている事について㏚するというのは、自分に最も向いていない仕事なんじゃないかと思っていますし、仲間からもそれについてはまあまあ同意を得ているので(ある特定のシチュエーションだと抜群に話すのに向いている部分もあるにはあるんですが)。
でも、渋谷さんとのお話を終えて、僕と仲間はそれぞれ一人ずつでのインタビューを受ける事になりました。
そうして迎えた後日のインタビュー本番。
僕は朝からもうソワソワして落ち着きません。出勤してからインタビュー開始の時間までまだしばらくあるにも関わらず、「この狭い社内のどこでインタビューを受けるのか?」とか「本棚をバックにするとして、どの角度だったら良さそうなのか?」なんて事を確認しながら、一人でバタバタしていました。加えて、あらかじめ渡されていた「こういう事について事前に考えておいてください」という幾つかの項目について、自分なりに考えた内容を何度も確認しながら、何度もトイレに行きました。
ただ、ZOOMで質問をされて話をするだけなんだから、いつもやってる哲学対話よりも人数が少ないだけで、そんなに大きな違いは無いだろう。自分でもそんな風に思うんですが、ソワソワするのはなかなかどうして静まりません。これを鎮める方法はただ一つ。
実際に、本番が始まるしかないんです。
本番が始まってしまったら、もうそこからは後戻りができません。
そうなったらもうやるだけです。
インタビューを終えて、実際に作成していただいた動画を確認してみると、「ああ、もっとこういう話をすればよかった」なんて今の時点で思う事はあります。
でも、あの瞬間あの場での自分は、動画で話しているような事を話したかったから話しているし、今の自分が「もっと~」と思うのは、そこからも変化している自分がいるという事なのかもしれないと思っています。
そして何より、今の僕がこのインタビューを観ても、しっかり伝えたい事は伝えていると思っていますので、あの時点で出来る事はやったんじゃないかなと、個人的には満足しています。
ただ一点だけ後悔している事があります。
それは、自分の顔がいつも以上に浮腫んでいる状態だった事です。
翌日のインタビューに思いを馳せすぎて、緊張して眠れなくなりそうだったので、少し多めにアルコールの力を借りてしまったのが運の尽き。ただでさえ…なのに、より一層の哀れな感じになりました。
そんな僕たちのインタビューはこちらからご覧いただけます。
【あかねインタビュー】
https://rerise-news.com/business/shota_akane/
【のじりインタビュー】
https://rerise-news.com/business/hiromi_nojiri/
興味があったら是非ご覧ください。
自分たちなりに、一生懸命真剣に話しているんですが、若干ヘラヘラしているように見えるのは一体何故なんでしょうか。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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