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その一手間が境界線

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

「全く同じモノだったはずなのに、ほんの少し手を加えるだけで、全く別物だと感じるくらい変化するモノ」

そういうモノって、料理に代表されるように、この世の中にホントにたくさんあるよなぁと感じています。

「あの素材がこんなに美味しい料理に!」なんて感じることはたくさんありますし、そもそも食べた事の無い料理を初めて食べて美味しかった時の感動には、この「変化する前と変化した後のギャップ」が多分に含まれているんだろうなぁと、最近食べて感動した料理を幾つか思いだしながらそんなことを考えています。

もちろん、料理に限った話ではありませんし、今日こんなことを書こうと思ったきっかけは、たった今飲んでいたプロテインが美味しかったからです。

とは言え、何やら特別に美味しいプロテインを購入したという話ではありません。飲んでいるのは、これまでもずっと飲んできたメーカーのプロテインですし、昨日も一昨日もその前もずっと同じ味のプロテインを飲んでいます。

じゃあ何が変わったのか?

実は、プロテインシェーカーなる物を購入して使い始めたんです。
僕は、もうここ10年以上ずっとプロテインは“ビルダー飲み”しかしていませんでした。

もちろん、たまにジムのラウンジで買って飲むミキサーでしっかり混ぜられたプロテインが美味しいのは知っています。でも、プロテインパウダーをコンパクトに持ち運ぶためには、いわゆるプロテインシェーカーの中にパウダーを満タンに入れて持ち歩くと、1日に何回も飲むことができるわけです。これが、もしも毎度毎度プロテインシェーカーでパウダーと水を混ぜて飲むとなると、飲むようのシェーカーとは別に大量のパウダーを持ち運ばないといけませんし、そもそも、プロテインを飲もうと思ったらシェイクして飲んでどこかでシェーカーを洗浄しないといけません。手間も時間もかかりますし、持ち運ぶ荷物も増えてしまう。

それを回避するために、プロテインはいつでもどこでもペットボトルの水さえあれば短時間で飲むことができるという利点をとることにしました。以来ずっと“ビルダー飲み”を続けてきました。

でも、先日のジム終わりになぜだか「冷たくて美味しいプロテインドリンクを飲みたい」という切実な願望が突然湧きでてきました。

そしたらいてもたってもいられなくなり、ジムのレジでシェーカーを購入していまいた。それをいつでも使えるように準備しておいたんです。

そうしてさっき、待望のプロテインシェーカーによく冷えた水とプロテインとマルトデキストリンを入れてしっかりシェイクしました。

ずっと使っていなかったので驚いたのが、最近のプロテインシェーカーには「粉がダマになるのを防ぐためのハリガネボール」が入っていたんです。これを入れてシェイクすることで、粉と水がよく混ざりホントに美味しいプロテインが飲めました。

これを飲んでしまうと、今までやっていた“ビルダー飲み”で感じていたプロテインの味は一体何だったんだ?と思うくらいにシェイクされたモノが美味しく感じました。

何も違わないのに、これだけの違いが出てしまうとなると、全く同じなのに全くの別物だと断言できるような気さえしてきています。

これだけの変化を生んでいるのは、シェイカーの存在と、シェイクするという手間の違いだけ。たったこれだけの手間をかけると、これだけの差が出てきてしまい、なんならプロテインドリンクを飲むのが“楽しみ”にすらなってきそうな気がしています。

全く同じモノを摂取しているはずなのに、これだけの美味しさの違いがあるとなると、これはもう“ビルダー飲み”には戻れないかもしれません。

ああ、でも、この後シェイカーを洗わないといけないと思うと途轍もなくめんどくさい感じもするので、やっぱりすぐに元の飲み方にもどってしまうかもしれません。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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