マカオ・ダナン旅行記#4~青いドレス、サックス、ギター
カジノを出てホテルに戻ると、ロビーラウンジではまだライブをやっていた。
せっかくくつろげる部屋だし、ハーフボトルのワインでもあればそれを買って部屋で飲もうかと思っていたのだけれど、道中コンビニの気配すらないまま戻ってきたのと、そのライブが気になっていたので、ロビーラウンジで飲むことにした。
奥さんはカルーア・ミルクを、僕は白ワインを頼んだ。白ワインはニュージーランドのソーヴィニョン・ブランで、爽やかな香りが上品なワインだった。
ライブは、青いドレスの女性がボーカルとパーカッション、それにサックスとギターがひとりずつ。
女性のボーカルがめちゃくちゃ上手くて、ものすごく居心地がよかった。客も多くなく、うるさい人ももちろんいなくて、ずっとここにいたいと思える時間だった。それにしても、あれなんて曲を歌ってたんだろう?良い曲だったけれど、超有名曲でもなさそうだったから曲名がわからなかったのが惜しい。
1時間くらいライブを聴いただろうか。夜中の12時を迎える10分前くらいに、名残惜しくもライブが終わってしまって、僕らも部屋に戻った。
あのロビーラウンジのライブは間違いなくマカオのハイライトのひとつだ。
ここまででも、設備やらスタッフの応対やらを見て、グランドハイアットマカオは素晴らしいなと思っていたけれど、このライブでもう一段落評価が上がって、「グランドハイアットに泊まるためだけにまたマカオに来たい」とすら思えた。本当によかった。
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部屋に戻ると、ウィン・パレスは未だ盛大なネオンを光らせていたけれど、明日に備えて眠ることにした。
最後までお読みいただきありがとうございました。 このnoteのテーマは「自然体に綴る」です。 肩肘張らずに、「なんか心地いいな」と共感できる文章を探したくて僕も書いています。なにか良いなと思えるフレーズがあったら、スキ!やフォローをしてくださると励みになります。