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7月8日(月)開催「不動産テックを使い倒せ!今時の不動産テックとのつきあい方」セミナーレポート

7月8日(月)に株式会社Housmart(以下:ハウスマート)と株式会社MFS様(以下:MFS)、株式会社コラビット様(以下:コラビット)の3社共催で「不動産テックを使い倒せ!今時の不動産テックとのつきあい方」というセミナーを開催しました。
定員と同数の約30名のご参加をいただき、不動産テックへの関心の高さが伺える結果となりました。

本レポート記事では、各登壇者が発表した内容をお伝えします。
・「買い顧客は集客よりも追客が重要!」(ハウスマート 代表取締役 針山 昌幸)
・「Webで簡単住宅ローン審査!」(MFS 代表取締役 CEO
中山田 明様)
・「AI査定の実態と令和ビジネスチャンス」(コラビット 代表取締役 浅海 剛様)

冒頭でハウスマートでプロポクラウドの営業マネージャーを務める花田より不動産テックが今注目されている理由と不動産テックのプレイヤーについて大まかに紹介させていただきました。

なぜ今、不動産テックなのか?
- 2014年、「ITを活用した重要事項説明等に係る取り組み」が国土交通省から発表され不動産業界のIT化への機運が大きく高まった。
- 他にも人手不足を背景とした「業務効率化の必要性」や「人材の即戦力化の必要性」が相まって今、不動産業界へのテクノロジーの導入が進んでいる。
- 数多くの不動産テックが生まれているが、人が行なっていること全てをテクノロジーが代替することはできない。効率化できる所はテクノロジーで代替し、人が関与することでしか価値を生み出せない所を見極めることが重要。

不動産テックカオスマップ
(1枚目:一般社団法人不動産テック協会(第4版)より抜粋転載)

「買い顧客は集客よりも追客が重要!」

まずはハウスマート代表の針山が社会情勢に触れながら、不動産仲介業務における追客の重要性についてお話しさせていただきました。

今は集客が難しい時代となっている
理由1. 2015年から人口は減少に転じており、今後その速度は加速することが見込まれる
理由2. インターネットの発達により事前調査が可能になり、店舗への訪問数は減少している

集客より追客を重視する理由
- 今すぐ買う「いますぐ客」に対し、そのうち買う「そのうち客」は顧客の9割を占めている
- 問い合わせから購入までの検討期間が長くなってきている
そのうち購入に繋がる「そのうち客」に対して、長期的にしっかり追客することが重要

このように追客は有効な方法ですが、多忙な営業マンが時間を割くのは難しいということで、追客を自動化するツールとして最後に当社サービスプロポクラウドをご紹介させていただきました。

「Webで簡単住宅ローン審査!」

MFS 代表取締役CEOの中山田様からは、オンラインで完結できる住宅ローン審査サービスの実情についてご紹介いただきました。

借り換えの観点
- アメリカでは金利が下がった時のローンの借り換えを提案するサービスがあり、借り換えの動きが活発だが、そういったサービスが日本にはない。
- MFSは金融機関とユーザーを結びつける立ち位置。金融機関から金利データをいただきながら、ユーザーの側に立ってどの住宅ローンが適しているのかわかりやすく提案してあげている。
- 最初は面談形式でやっていたが今はオンラインで完結させられている。

住宅ローン審査の実情
- アマゾンに百貨店が淘汰されているように、自分で比較しながらオンラインで完結するサービスのニーズが高まっている。
- 住宅ローンのアレンジをすることも営業行為の一環として不動産業者が行なっていたが、不動産業者は忙しく、なかなか時間をとれない。

上記、ユーザーのニーズを満たすためと不動産業者との協業のためという2点の理由から、オンラインで住宅ローンを媒介するモゲチェックを日本初で始められたそうです。

「AI査定の実態と令和ビジネスチャンス」

最後にコラビットの代表取締役 浅海様より、AI査定技術の変遷と、不動産テックを利用したビジネスチャンスのつかみかたについてお話しいただきました。

戸建てを購入した後で勤務地が変わったご経験から、中古住宅の流通を促進させたいという想いを強められたとのことです。

2015年〜2016年 次世代型AI査定サービス勃興期(エンド向けのAI査定サービス)

- それまで業者側が利用するものだったが、エンドユーザーが利用する(既存の査定と真逆)サービスがこの時期生まれた。
- コラビットがリリースしたHowMaはユーザーの査定に対する心理的ハードルを下げ、気軽に査定できる。これにより「売れないだろう」という思い込みで市場に出てこなかった物件も売りに出されるようになり、流通活性化に成功した。
- 現地調査不要な状態で不動産業者へ送客可能(媒介に必要な書類は全てオンラインで揃う)。

2017年〜2018年 不動産周辺領域で利活用が進む
金融     
  - ざっくりした情報で簡単に実施可能な住宅ローン審査や、投資不動産             向けのキャッシュフローシュミレーターなど、金融機関がかなり攻め             たサービスを出している。
       - MFSは一回で終わってしまう住宅ローン査定だけでなく、住宅価格推            定を出してあげることで継続的な接点を創出している。
       - 本審査以外の領域で活用が進んでいるが、令和時代は本審査もAIでで             きる時代になることが予想される。
流通
      - 買取再販の分野で利用が進んでいる。
      - アメリカではOpenDoorとZillowが全面戦争を繰り広げている状態。
      - 日本は少子化⇄アメリカは人口増、日本は新築増⇄アメリカは新築規             制ありと、状況が異なるため同じように進むかは未知数だが、注視し             ておくべき。


新しい技術が生まれた時に、どちらのモデルに該当するのか見極め、利用を検討することが重要とのお話でした。

2019年〜 令和時代のビジネスチャンスのつかみかたについて
新市場型モデル     
    - 新しい価値を生み出し、既存とは別の市場として使われる、従来と違            う評価軸の技術モデル(例:ロボット掃除機ルンバ→自動掃除機という          新しい価値を生み出した)。
     - 先行者有利のため、サービスが出た時にいち早く導入すべき。
ローエンド型モデル
     - サービスリリース当初の性能は低いが、より多くのユーザーに使われ            ることが可能になる技術モデル(例 AI査定→性能は低いが、多数のユ          ーザーが査定を利用できるようになった)。
     - しかし市場としての裾野が広いので最終的には既存技術の性能を上回            る可能性が高い。
     - 周りが導入し始めたら動向を注視し、評判がよければ導入するのがお           すすめ。




ハウスマートでは、今後も不動産仲介会社さま向けのセミナーを開催してまいります。

セミナーへのご登壇のご相談などは当社HPから
プロポクラウド についてはこちら


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