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チケット発売について&コラム

---What's new---
【チケットの発売について】
6月18日より、こちらにてチケットの発売を行います。今回は予約のための電話窓口もございます。発売開始まで今しばらくお待ちください!
各公演の詳細はこちらからご覧いただけます。

---Column---
今回は第二回公演Vol.1と4にご出演のヴィオリスト小室明佳里さんのインタビューをお届けいたします。

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ーProject NAKAへは初めてのご出演となりますが、楽しみにされていることは何ですか

私は高校から音楽高校に通ったため、普通よりも少し狭い人間関係の世界で過ごしてきました。
周りは音楽しかやらない、いやむしろ音楽しかできない友達の集まりだったと思います。
それでも私は居心地よかったですし、むしろ中学時代と違い同じ話題で盛り上がれる友達ができ、むしろ外部の人たちとの関わりをあえて持とうとしませんでした。自分から進んで井の中の蛙になったようなものです。
そんな中で芸高の先輩でもある伊澤さんがこのような幅広い分野の方達と一緒に演奏会を作るというプロジェクトを主宰されているのをとても尊敬しますし、音楽だけではない演奏会に可能性を感じます。今までとは一味ちがう、沢山の分野の方達と演奏会を作り上げていくことが楽しみです。

ー他分野のアートや文学などを鑑賞されることはありますか?それらが自分に及ぼす影響はどんなものがありますか

昔から絵心がないため絵が苦手で(笑)、小学校などの美術の成績はいつも悪かったです。
それのせいで自然と美術館にも苦手意識がありあまり足を運ばなかったのですが、ある時先生に誘われ(断りきれず笑)絵を観にいく機会がありました。
しかしそこで観た様々な絵がとても綺麗で、初めて絵を観て楽しいと思う出来事でした。
更に誘ってきただけあってその先生はとても詳しく、私が一言感想を漏らすだけでその絵にまつわる沢山のエピソードを話してくださいました。
音楽も物語だと言いますが、絵にも描かれている物語もありまたその裏に隠された物語もあり、、
人は物語無くしてはただの機械と同じです。個性がないなんてつまらないです。同じ人なんて絶対にいないのに。
だからこそ全ての出来事に価値を、つまりは音楽で言うなれば音ひとつひとつに価値を見出して大切に噛み締めていこうと思い楽譜と向き合っています。

ー普段の音楽活動の様子を教えてください

普段は東京を中心に日本各地のオーケストラで客演で弾いています。
多分皆さんご存知の通り、オーケストラは個人の自由などはあまりなく、指揮者の意向とはかけ離れない程度に自分らしく音楽をするしかありません。
ただだからこそ自分にはなかったアイディアを指揮者がくれたり、周りの人がどのように弾いているかを間近で見聞きできるので、毎回とても勉強になります。

ー音楽以外に大切にされている活動はありますか

家で観葉植物や多肉植物、サボテンを育てています。
観葉植物は水と光があればどんどんと大きくなってくれますし、多肉植物は葉挿しと言って葉っぱから新しくチビちゃんの芽が出てくれるので日に日に増えながら大きくなっています。
水と光だけでちゃんと育つなんて神秘的ですよね。毎朝成長を見守るのが楽しいです。
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