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【クルマ編-第25回】Jeep Compass Limited

“ アメリカン・ライフスタイルと山岳ハイウェイが生んだカジュアルSUV ”
Jeep Compass Limited

Jeepは今、世界で毎年販売台数を伸ばし、またWRANGLERに代表される世界が認めるオフロードカーの老舗。
そのJeepが意欲的な世界戦略車種として開発したコンパクトクラス・SUVのCompass。 販売価格も346万円~と完全にこのクラスのトヨタ RAV4やスバル フォレスターなどの国産SUVと真っ向から立ち向かえる戦略的な設定になっている。

Jeepが元々持っていたオフロード性能と信頼性はそのままに、カジュアル感覚の味付けをしたJeep Compass、今回のビッグマイナーチェンジでどんな進化をしたのか…? 早速検証しました。

荷室や後席の実用性をトレードオフし、デザイン優先の長いオーバーハングと派手な装飾の前顔でブランド演出をする国産SUV。それとは一線を画し、「アプローチアングルや積載性」など、きちんと定番の実用性を確保するために短いオーバーハングの中でも一目で Jeepとわかるブランド演出がされている前顔。 今回のCompassを観ると、オフロードメーカーとして作り続けてきたJeepの真面目なクルマ作りに対する想いも感じられます。

スライド9

搭載するエンジンは直列4気筒2.4L自然吸気でアメリカでは最もポピュラーな仕様。日本やヨーロッパでは税制から4気筒というと2.0Lが主流ですが、税制が違うアメリカでは最も効率の良い2.4Lが、北米で売る日本車も含めて主流となっています。
「コンパクトSUV+2.4L自然吸気エンジン」この組み合わせは、普段日本ではあまり見かけない仕様の組み合わせ、「アメリカの2.4Lエンジンが、CO2や燃費規制に対応してどんな進化をしているのか?」 この点も興味が湧くところです。
信頼性のオフロードメーカーJeepが、岩の飛び出たアメリカ独特の悪路走破性を持ちながら、アメリカン・ライフスタイルのパートナーとしてカジュアルに造り上げたSUV。その走りや機能性、そして週末の家族旅行用の実用性とデザインとの両立、Jeep Compassに詰め込まれた知恵や工夫などさっそく観てみましょう…。

ここから先詳しくは動画をご覧ください。

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