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N中等部 通学コース × プロジェクトN βクラス ファーストペンギンインタビュー!

プロジェクトN(N/S高)

2021年10月から12月まで N/S高 通学コースβクラス※1 で実施した「これからの『ローカルSDGs』TV番組制作プロジェクト」。これまで実践的な βクラスは N/S高 通学コースのみのカリキュラムでしたが、本プロジェクトから試験的に中等部 通学コースでもスタート

ファーストペンギン

全国7キャンパスから選抜された精鋭(=ファーストペンギン※2)15名が中等部βクラスに参加しました。通常の授業教材はもちろん高校生と同じ内容です。本プロジェクトに協力いただいていた日本テレビ放送網株式会社社員や内閣府地方創生推進事務局から講師をお呼びした講演、日本テレビ系列ネットワーク局職員をお呼びして質問会、中間・最終発表会などのイベントは全て高等部と合同で行われました。

その精鋭の中から、さらに全国発表会で唯一中等部から発表したAチームのメンバーに、初めてのβクラスプロジェクトをやり遂げた感想をインタビューしてきました!

プロジェクト概要

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「これからの『ローカルSDGs』TV番組制作プロジェクト」は、キャンパス近隣や居住地など生徒にとって身近な地域のSDGs課題を調査し、解決策を企画・実行したうえで、その取り組みを3~5分のテレビ番組にまとめるというプロジェクトでした。中等部β生は、さまざまなキャンパスから参加しているため、すべてZOOMを活用したオンライン授業で実施し、所属キャンパスの異なる仲間とチームを組んでプロジェクトを行いました。

<中等部Aチームメンバー>
栗山さん/3年生 渡邊(み)さん/3年生(Slackネーム)ミツキさん/3年生 
渡邉(た)さん/2年生 (以下、敬称略)
* インタビューはプロジェクト終了後の2月にZOOMで実施。
一部構成を変えています。
イ:インタビュアー

βクラス参戦のきっかけはさまざま、でも
口を揃えて言うことは「良い経験だった!」

ー βクラスに実際に参加してみてどうでしたか?

ミツキ:最初は参加しようと思ってなかったんですけど、メンターさん※3に勧められて。実際にやってみて、すごくいい経験になりました。他のキャンパスの生徒と交流できるっていうのもやっぱりいい点なのではないかなって。

渡邊(み):最初は興味本位だったんですけど。参加してみて、人と話すのがすごく苦手だったんですけど、そこら辺の抵抗も少しはなくなって。積極的にいろんなことを、前よりかはできるようになったので、いい経験になったと思ってます。

栗山:参加しようと決めたとき、キャンパス生活が3年目ということもあって、刺激がなくなってきて、よろしくなかったので新しいことをやってみようと。やってみたらずっと楽しくて、刺激的だったなと思います。

渡邉(た):N中は1年目で、入りたてですぐβがあったので、面白そうだなって感じで。6月のβではない普通のプロNを経験して、まあβよくわからないけどやってみようかなと。
普通のプロNと作業量が全然違くて、ちょっと多めだったなっていうのがあったんですけど、マネジメント力とかが鍛えられたかなっていうのは思いました。

▲ 昨年6月に中等部で初めて実施したプロジェクトNでは、Adobe Premiere Rushを使い、コマ撮りアニメを制作しました

イ:マネジメント力が鍛えられたとのこと。将来が楽しみというか、頼もしいと感じました。みなさんが今言ってくれたようなことをプロジェクトを通じて学べて良い経験だったと言ってもらえるのは、プロジェクトN教材制作チームとしてとても嬉しいです! 

ー中等部から代表として、全国発表会ではゲスト審査員の前でプレゼンをしたAチーム。βに参加していた生徒だけでなく、ほかの中等部生も見学していたと思いますが、反響などありましたか?発表者のミツキさんはどうでしょう?

ミツキ:同じキャンパスの友人はすごい良かったよとか言ってくれたんですけど、他のキャンパスの友人からは発表が大学教授みたいだったって言われましたね。ガッチガチだったみたいな(笑)。

全国発表会の様子

▲ 全国発表会での発表の様子

渡邉(た): 僕の方は、同じキャンパスのβの違うグループの人と、結構盛り上がったくらいで。キャンパス的にすごい!みたいな反応は特になしで。寂しくはないんですけど、寂しいかなっていう。

イ:拍子抜けな感じでしたかね。発表者じゃないと誰が発表チームメンバーかわかりにくいからでしょうか。栗山さん、渡邊(み)さんも同じような状態でしたか。

渡邊(み):そうですね。

栗山:同じく、まったく何も言われませんでしたね。もっと褒めてくれと思いました。笑。

補足:ほかの中等部生がβクラスの発表を見学し、当日書いた日誌には、(中等部生が)βクラスで発表もしてすごい!という反響が実際はたくさんあったそうです👏
▼  Aチームの作品はこちら!(SNS公開用に一部修正しています)
▼ 全国発表会@代々木キャンパスの様子


ー最終ブロック発表会※4でフィードバックをしてくれた高等部βクラスの生徒からも「編集が上手だなと思いました」とコメントをもらっていました。プロジェクトを進める上でどのように役割分担をしましたか?

栗山:どんな感じで分けたっけ?役割分担は、決めることをしてなかった

渡邉(た):最後の方を僕がやります的な感じで適当に手を挙げてやってたんですけど。

栗山:挙手制に近い

ミツキ:手が空いている人が、終わっていないことをやるっていうスタイルでした。

ー手の空いている人が残っているタスクを片付けていくってチームワークがとても良いですね。3ヶ月間一緒にやってきて作りあげたチームワークの成せる技でしょうか。最初の方は、初対面でうまくいかないこともあったのかなと想像しますが、いかがですか?

栗山:
最初のコミュニケーションは地獄でしたね。

ミツキ:あーわかります。

栗山:えーっと何を話しましょうかっていうか。まずSDGsの17ゴールのうち、どれに取り組むか決めるみたいな話が進まず、授業終了ということもあって、それが辛かったです。

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渡邉(た):僕は動画編集が一番大変でした。自分がやるって言って担当したんですけど、締切日当日に締め切りのことを知るというアクシデントが発生して、睡眠時間を削って仕上げました。余談なんですが、その日寝ていな過ぎて、電車で立っていたらそのまま膝から崩れ落ちるという。周囲の人にヤバイ目で見られたっていうのは覚えています。

イ:それは周りの人が心配しちゃいますね。動画編集って想像以上に時間が掛かりますものね。

ー このプロNで学んだことや身についたことがあれば教えてください。

わたなべたさん

渡邉(た):先ほどの大変だったことに通じるんですが、情報共有の難しさを学びました。情報共有に使っていたGoogle Document には書いたけどSlackには書いてないってパターンがあって、両方でリマインドしたほうがいい。

ミツキ:自分もスケジュールの管理とかが結構身についたかなと思ったんですけど、あまりまだ活用できてないですね。

わたなべみさん

渡邊(み):本当に人とのコミュニケーションは苦手というところから始まって、コミュニケーションスキルがちょっとはついたけど、やっぱり言いたいことが言いたい時に言えなかったりするので、そこらへんはもうちょっと鍛えていきたいなとは思います。

ミツキ:
他のキャンパスとの関わりとかもすごく重要だなって思ってて。同じ通学なのに関わりの少ない他のキャンパスとの関わり方やどういう話をすれば盛り上がるのかなということは学べたかなって思います。

ー 今後のプロジェクトNに期待することはありますか?

栗山:予算※5 を増やして欲しい(笑)

渡邉(た): 思ったのは、中等部βだけで言えるんですけど、もうちょっと同じキャンパスの人多めでチーム作って欲しかったなっていうのがあって。そうすると、ZOOMでこの時間に話すとか連絡とらなくてもその場ですぐ確認ができるので作業効率が上がるかもと思いました。

ミツキ:今回はSDGsで社会問題がテーマだったので、角川ドワンゴ学園ならではのエンタメ系や幅広いジャンルでプロNやれたら面白いんじゃないかなって思いました。

栗山:YouTubeのコラボのプロジェクトとかやりたいね!

ミツキ:おもしろそう!

渡邉(た)エンタメ系いったら無双しますよね、みんな。

ー 来年度にまたβクラスのプロN募集があった時に、今年度みなさんが挑戦したからこそ参加してみようという人が出てくるのではないかと思います。βクラスは、どういった人にお勧めしたいですか?来年度参加する人に向けて何かメッセージをいただけますか?

渡邉(た):基本的にβをおすすめしたいって僕は言ってるんですけど、責任感とか普通のプロNより問われると思うので、やり遂げる意思があるかどうか考えたほうがいいかもなっていうの思います。

くりやまさん

栗山:N中の生活に慣れすぎて、刺激が足りないなと思っている人。やったら楽しいし、あと外に出たい人、街に出たい人っていう人にはオススメかな。

一同:

ミツキさん

ミツキ:ちょっと栗山さんに似たようなことを言うんですけど、ほかのキャンパスとかと交流したい人とか。あとSlackとか結構動かしてる人とかだと、すぐ連絡とかもきっと気づきやすいだろうし。通学でもSlackやってる人は結構少ないんですけど、その中でもβやってるっていうことでちょっと別の意味で注目されたりするので。まあβは基本的にお勧めですね。

渡邊(み): すごく貴重でいい経験ができるので参加したいと思う人はした方がいいと思うんですけど、やっぱり中3の人は結構時期が時期で、自分も結構出れなかったり、成績悪かった時期があって任せっきりになっちゃった時もあったのでそこら辺はちょっと、余裕の人ならいいんですけど考えた方がいいと思います。

イ: ありがとうございます。貴重なアドバイスですね。

ー 最後に、みなさんの今後について。今回のプロジェクトで得た経験や力を活かして、今後どのような活動を頑張りたいですか?

渡邉(た)自分的には基本的に楽しかったからもう一度βクラスのプロNをやりたいっていうただそれだけ思ってるんですけど。将来的にはTEPICスキル※6とか実践できるように、起業とかしたら楽しいかなとは思ったりします。

栗山:僕は、カメラをちょっとやってみたいなって思って。撮影に行ったときほど街をキョロキョロよく見たりすることはなくて。それがとても楽しかったし、撮影することにも興味が沸きました

インタビューに参加した授業担当者:カメラも買いたかったって言ってましたね。確実に興味の幅が広がったのでは。)

ミツキ:自分は今週の金曜日に行われる大LT大会という通学コースとネットコース合同でやる大会に出るんですけど。そのプロジェクトがその大LTだけじゃなくて、もうちょい長く続きそうなプロジェクトなので、それをプロNでやってきたことを生かしてやりたいなって思ってます。

渡邊(み):進学先で学業とも両立しつつ、やっぱり興味のある不登校の人のために起業したいなと思ってます。

イ:この先もそれぞれの道で、プロジェクトやカメラ・撮影、そして起業プランを立てたり・形にする活動をしていくのですね。みなさんの今後の活躍を応援しています。どうもありがとうございました!

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インタビュー後記

チームメンバーがそれぞれの得意分野を活かし、作業分担を明確に行うチームが多い中、中等部Aチームはしなやかに、チームの総力を挙げてプロジェクトに取り組んできたことが分かりました!インタビュアーがAdobe Premiere Proの操作方法を学ぶ授業を見学した際も、さまざまな習熟度の生徒がいる中で、作業を早く終えた生徒が、まだ終わっていない生徒を自然とサポートする姿が印象的でした。クラス全体に「できる人ができることをやる」という空気が醸成されていたのかもしれません。
初めてのβクラスのプロジェクトで数えきれないほどの紆余曲折・試行錯誤があったのだろうと想像します。しかし、その柔軟性を以て取り組んだ結果として、「良い経験だった」「楽しかった」と気持ちよくチームの全員が言えた、そのチーム力がとても素晴らしいと感じました。
すでにそれぞれの道で次なる目標に向かって頑張っているファーストペンギン達に触発され、2期生、3期生と続く中等部βクラスの生徒の挑戦を今後さらに見届けられることを楽しみにしています!

同プロジェクトの他の作品にも興味のある方はプロジェクトN Instagramアカウント(@projectn_works) もぜひ覗いてみてください。

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※1 N/S高 通学コースのプロジェクトN:基礎的な力を個人制作で磨くαクラスとグループワークを中心とし、実践的な力をつけるβクラスを実施しています。βクラスは実社会に即して、発表会で評価されます。
※2 ファーストペンギン:今回のプロジェクトにおいては、中等部βクラス一期生のこと。ビジネスの世界ではベンチャー精神を持って最初に行動する勇敢な個人や企業を尊敬を込めて呼ぶ言葉。
※3 メンター : N中等部職員のこと
※4 最終ブロック発表会: 全国19キャンパスを7つのブロックに分けて行うプロジェクトの成果を発表する場。ゲストをお呼びして行う全国発表会(プレミアプレゼン)の前哨戦となる発表会でβクラス全チームが参加する。各チームの発表の後には生徒同士の相互フィードバックも行う。その後、職員が評価ポイントに従い、発表内容を評価し、全国発表会で発表するチームを選出する。
※5 予算:プロジェクトの内容にもよるが、生徒の制作をサポートするために作品制作に必要な素材費用が学園から出ることがある。
※6 TEPICスキル:プロジェクトNが提唱する、現在の社会に必要な5つのスキルフレーム。「TEPIC」は、Thinking(思考力)・Expression(表現力)・Project Management(進行管理力)・IT skill(ITスキル)・Communication(コミュニケーション力)のそれぞれの頭文字を表している。

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