「toe」というバンドから学んだ、「音楽と仕事を両立させる」というスタイル
「toe」というバンドをご存知だろうか?
2000年に結成したバンドで、日本のポストロックシーンを牽引した、
4人組のインストゥルメンタルバンドである。
歌詞のある曲は少ないが、突き刺さるエモーショナルな楽曲が特徴で、
特にライブの開放感は半端ない。
日本もさることながら、海外での評価も高く、
2013年発売の「8 Days DVD」の海外ファンのコメントで
「めちゃめちゃかっこいい」、「この曲に何度も救われた」と言われていたのが印象に残っている。
特に「グッドバイ」という曲が有名で、
海外のライブでは、圧倒されるくらい盛り上がる。
彼らの曲がずっと好きで、
ある時、「なんでこんな楽しく、開放的にやっているのだろうか?」と気になり調べた事がある。
結果、この行動が、今のわたしの仕事のスタイルのきっかけとなってくれた。
「働き方の1つの目標となる」
toeとは山㟢廣和さん(Gt)、美濃隆章さん(Gt)、山根敏史さん(Ba)、柏倉隆史さん(Dr)の4人によって結成されたポストロックのインストゥルメンタルバンド。
ゲストボーカルとして、CHARAさん、木村カエラさん、土岐麻子さんといった豪華なシンガーをフューチャリングすることもある。
そんな彼らの特徴は、音楽と仕事を両立させるというスタイルである。
山㟢廣和さんは内装デザイナー
美濃隆章さんはレコーディングエンジニア
山根敏史さんはファッションデザイナー
柏倉隆史さんはthe HIATUSや木村カエラ、ももいろクローバーZなどのドラムを担当し、toeと両立している。
山㟢廣和さんのインタビューで、こんな事を言っている
「内装設計の仕事は自分が社会人として生活するための基本的な毎日のこと。音楽は自分を構成するメインの活動。どちらも本業なんです」
冒頭の「こんな楽しく、開放的にやっている」と感じた理由はここだと思われる。
音楽を好きでやっているし、楽しくやっている。
マイペースなのでクオリティも上げられる。
他に本業があるから、極端に言えば、「音楽」でお金を稼がなくても大丈夫と考えられる。
これを知った時、
わたしの「働き方」の一つの目標ではないかと感じた。
「週の半分で基本的な生計を立て、残りは楽しいことをする。」
このような誓いを立て、実現に向けて行動のベクトルを思い切って変更した。
その結果、
Barの店長時に、お客さんに雇われ、プログラマーに転職することが出来た。
この辺の話は、そのうち詳しく書いてみようと思う。
「理想に近づいてきた現在」
わたしは現在、プログラマーとして、生活するための基本的な収入を得ている。
週3〜4日位で、同年代の月給より少しは多く稼げるようになってきた。
まだまだ素人で、出来ることが増えれば、上があるので、楽しみでもある。
他の時間は何しているかと言うと、
自分にとって『楽しい』と思えることをしている。
菅井さんの『縁技』プロジェクトもその一つである。
恥ずかしながら、菅井さんのページで、少しインタビューを受けている。
参考程度に見ていただければ、単純に嬉しい。
素直なので(笑)
『toe』というバンドには本当に感謝している。
今年は、彼らのLiveに行ける時間も増えるので、楽しもうと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?