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家事考

家事と呼ばれるものには、さまざまなことが含まれますよね。家によって事情が違いますし。


1人暮らしのときには、掃除・洗濯・料理についてやりたい時にやる、という感じでした。一番早く脱落したのは「料理」でしたね、外でいくらでも売ってますからね


結婚して夫婦2人での暮らしになると、お互いの今までの生活スタイルをすり合わせるような時間が数か月あったかと思います。特にシステム系の忙しい仕事を夫婦ともどもしていたので、週末などはぐったりして何もできなかった記憶がありますね。自分が担当していたのは、洗濯物を干すくらいだったかもしれません。。

そして子が産まれると、もうそんなのんびりした生活はできなくなりました。毎日、竜巻が家の中を回るようにやらなければいけないことがフル回転してます。そういう生活をする中で、「仕事から帰ったオレは”OFF”なんで何もできないっす」みたいなことは、もう言っていられなくなりました。
それまでの自分は、「家事的なことは妻の方が早くてうまい(ようだ)!だから、言われたらやるけど、その前に手伝うようなことはしなくてもいいんじゃない?」ということを考えていたことをよく覚えています。

・・・バカ野郎!ですね、これは。仕事でこんなことを考えているとしたら、どうしようもない同僚ではないでしょうか。でも、家庭も同じで自分から動かないとメインの方(うちの場合は妻)は何も楽にならないわけです。人に指示を出すのも気苦労で、一仕事ですから。
ここで、どうして「自分の家族と過ごす家にかける時間や労働=つまり”家事”」をないがしろにしてるんだ?とはたと気づいたタイミングがありました。
それからは、もう他人事ではなく自分事として家の中を見回すようになりましたね。(ただ、どうしても料理や弁当を全員分つくるということは、今でも難しいですね。。子供らと自分の分を作るのはいいんですが)

一番わかりやすく手が出しやすかったのは、洗濯と食器洗いでしょうか。
洗濯は、おしゃれなものやタオルを分ける、などルールがあるようだったので手が出しにくかったのですが、逆に言えばそのルールを教えてもらって覚えればいいわけです。食器洗いはそんなこともなく、洗っては並べを繰り返すだけなので、とにかく手が空いてれば洗う!ようにしました。

次は、「みそ汁」づくりです。みそ汁って難しいように感じる方もいれば、そのためか「インスタントあるじゃん?」という方もいると思います。私もそうでした。でも塩分などを考えれば、なるべく作った方がいい。でも、ダシは市販の顆粒のものをつかってますけど…
で、鍋に水を沸かしてダシを投入。野菜やキノコの残りから2種類ほどを選んで、投入。野菜がうまく煮えたら、火を消して味噌を投入。以上です。
こんな簡単に白飯のお供を作れて、さらに栄養も取れる。みそ汁を作っておけると、妻が相当喜んでくれますね。あるとないとで食卓が全然違うものが、もうすでに「1つ」出来上がってるわけですからね。
ちなみに「みそ汁」をテーマにたくさんの料理家・料理研究家の方が本を出されています。それを読みながら作るのも楽しいですね~
書き忘れましたが、米炊きももちろんやります。炊飯ジャーへのセットだけですから。

そのほかでいうと、PTAも含めた子供がらみのモロモロでしょうか。毎日の持ち物や宿題、行事のスケジュールや平日の面談のやりくり、などについてできる限り対応してます。特に持って帰ってくる書類に重要な予定が書いてあったりするので、妻と読み込んでカレンダーに書き込んだりしてます。
子供のマネージャやコーチになったような気分ですね。

ゴミ出し、フロ洗いについては、小6の長男に引き継ぎました。小遣いのため、でもありますが、こういうことを通じて「家の中での自分の役割」みたいなことを考えてもらえるといいなー、と思ったりしています。

と、実は「皿洗い考」を書こうとしていたのですが、書いているうちに「家事考」になってしまったので、皿洗いはまた別の機会に書こうと思います。

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