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【GAS】家計簿アプリ〔解説編Vol.2〕テーブル形式フォームの作成 について

この記事は、GASによる簡単な家計簿アプリを作成するコードについて解説した以下記事(Vol2)の補足です。



テーブルに入れる便利なHTML要素としてプルダウンをご紹介

GASのテンプレートはHTMLで書かれています。HTML要素には色々便利なものがありますが、記事ではその一例をしてプルダウンを入れた例を紹介しています。

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1列目はクレジットカードなどの備考に使いたかったので2列目に入れていますが、どの列でも、以下の要領で<td>(=セル)要素内に入れられます。

<td contenteditable="true">
 ここに<select>要素=プルダウンを入れています。
</td >


沢山このような記述をするのは大変ですが、GASの仕様であるインラインコードを使用し、forループの中で書かせることで、簡単な記述で済んでいます。

 


<?

for(行のループ){

  for(列のループ){

   ?> <td>ここに<select>要素=プルダウン</td> <?

  }

?>


読み込みの時に入力データに応じて既選択の値を変える


このプルダウンですが、読み込んだ場合は、読み込みデータに応じた値を選択済の状態にしたいものです。

選択済項目の設定は、プルダウンの選択肢(<option value="選択肢名"タグ)に ”selected” という属性を書いておく事で可能です。

そこで、またもやインラインコードで、読み込みデータが一致した場合だけ、selected と記載する様にしています。

食費なら、

<select>(=プルダウン要素)

 <option value="食費" 

   <?

     if(Cell == '食費'){ ?> selected <? } 

   ?>

   >食費

 </option>

<select>

インラインの記号<? ?> とタグ記号 < >が錯綜していますが判りますでしょうか? 

インラインの中で >??< があれば、の部分がHTMLコードとして実装されるわけです。

以上、補足記事でした。

アプリそのものの紹介は、以下のリンクをご覧ください。


201114_結び



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