ロジカルシンキングとデザインシンキングは、相反するものではない。問題解決プロセスの光の当て方の違いである
ここ数年、「デザインシンキング」や「アート思考」が、バズワードとしてビジネスシーンで流行り言葉になっている。日本人はこういう流行り言葉が大好きで、「ロジカルシンキングは、もう古い!これからはイノベーティブなデザインシンキングでいかなければ!」といった、その意味が分かっているのかいないのかわからないような、意識高い系発言も散見される。そこで、本稿では、ロジカルシンキングとデザインシンキングの関係性について考え、ロジカルシンキングは本当に古いのか(デザインシンキングは本当に新しいのか?)ということを検討していきたい。
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