日韓の上半期の出生数
速報値は前年同期比2%減なので「少子化加速か」は大げさで、減少トレンドにおける小休止局面と言える。
速報値、概数、確定数の違いについては厚生労働省の解説(⇩)を。
速報の数値は調査票の作成枚数であり、日本における日本人、日本における外国人、外国における日本人及び前年以前に発生した事象を含むものである。
そのうち、日本における日本人についてまとめたものが人口動態統計月報(概数)であり、この月報(概数)に若干の修正を加えたものが人口動態統計年報(確定数)である。
より深刻なのは前年同期比10%減の韓国で、年間では30万人割れ、合計出生率は平時の国では前代未聞の0.8台が確実な情勢である。(旧西ドイツに併合されて国家が消滅した旧東ドイツでは、1993年と94年に0.7台に低下)
韓国の状況は、夫婦別姓が少子化対策にはならないことを示している。
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