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社会

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#恋愛

堀茂樹(慶應義塾大学名誉教授)に「デタラメ」と批判されました

何様のつもりかえらく上から目線だが、どちらが「基本的な事象すら理解していないデタラメ」なのか読者に判断してもらいたい。 「基本的な事象」が具体的に何を指すのかは不明だが、おそらく、諸外国について山田昌弘と同じ認識をしていると思われる。 西ヨーロッパの大陸諸国(フランス、西ドイツ、イタリア、スウェーデン、オランダなど)は、さらなる子ども数の減少、つまり、少子化に直面することになる。合計特殊出生率が2を割り込む事態が起きたのである。次節で述べるように、その中のいくつかの国々で

妻は奴隷ではなく家畜

女は男に「出産や家事の義務など」を強制される奴隷のような存在というのがフェミニズムでは自明とされている。ここから、女の解放・社会進出・男女平等は絶対的な正義という観念が出てくる。 私は幸運でした。私は出産や家事の義務など女性を隷属させるいろんなものをまぬがれていましたから。それに、職業的にも私が若かったころは本格的に勉強をする女性はわずかで、哲学の教授試験合格に合格することはエリート女性であることを意味しました。要するに私は男性に自分を認めさせたわけです。 個人的な面では

ジェンダーギャップ指数の日印比較

またまたこの記事だが、 男女格差の大きさを示すジェンダーギャップ指数(2019年)は、日本は世界153カ国のうち121位。女性が家庭での無償労働を強いられている状況も、女性政治家の少なさも、日本の大きな課題だ。 "Global Gender Gap Report 2020"ではインドのジェンダーギャップ指数は112位、サブ指数のPolitical Empowermentは18位で日本の144位を大きく上回っている。 ではインドは日本よりも女が輝く国かと言えばそうではない

少子化対策の30年が失われた理由

少子化の原因と対策や海外事情に関する主要メディアの記事はほぼすべてが事実誤認かフェミニストのプロパガンダだが、8月16日の日本経済新聞の「少子化対策 失われた30年」もその一つであった。 自民党のプロジェクトチームで「この30年は一体、何だったのか」との意見が相次いだとのことだが、答えは簡単で、少子化を促進する男女共同参画を国策として推進してきたためである。 「男女共同参画社会は、新自由主義的なベクトルとフェミニズムとの妥協の産物だ」というのは、100パーセント正しいと思

男の性欲は汚い性欲、女の性欲はきれいな性欲

この疑問の答えは簡単で、女の主観では男の性欲は汚い(正しくない)性欲、女の性欲はきれいな(正しい)性欲ということになっているからである。 15年前に「論理より情緒」と訴えた本がベストセラーになったが、フェミニズムも女の情緒=猿的本能の寄せ集めであり、論理的整合性とは無縁である。したがって、(雌猿に)なぜ?と問うこと自体が無意味なのである。 女は男よりも上の存在であり、女には男を一方的に品定めして性的に消費する権利があるが、その逆は女が許可しない限り「犯罪」扱いされるという