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社会

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2019年8月の記事一覧

男女平等が不可能なのは男女の肉体の価値が異なるから

リベラリズムに毒されたインテリが夢想する「男女平等社会」が実現不可能なのは、男と女の肉体の価値が異なるためである。 人間は有性生殖する哺乳類の一種なので、女(雌)は子を産めるが男(雄)は産めないという決定的な違いがあり、この違いがその他の男女差の根本にある。肉体の価値もその一つである。 ある人が多額の借金を「体で返す」ことになったと聞いたとする。借り手が女であれば性風俗など性的サービスが思い浮かぶだろう。 一方、男であれば性的サービスではなく、マグロ漁船のような過酷な仕

育児先進国フィンランドが少子化で国家存亡の危機に直面

フィンランドの7月の出生数(速報)が44か月連続で前年同月比マイナスとなった。1~7月累計では前年同期比-6.3%で、通年でも2018年を下回ることがほぼ確実である。 2018年の出生数は過去180年間で大飢饉の1868年に次ぐ少なさであった。1/7を占める移民系の母親によるものを除くと1868年を下回っている。 合計出生率(TFR)も過去最低の1.41で日本の1.42を下回った。 2010年代に若い世代の出生率が急落している。 TFRの低下には、閉経するまでに産んだ

男女平等政策によって平等を失ったスウェーデン

男女平等を進めた北欧諸国では職業の男女分離も進んでいることを、 Scandinavian countries hold the record for gender segregation because they have gone the furthest in outsourcing traditional female activities and turning unpaid home-based ‘caring’ into formal employment.