見出し画像

違和感が人を変える⁉ 忘れっぽいうっかりさんのための究極技巧

虎です。

日常メソッド第2弾、投稿第2回、今回は『違和感』を巧みに利用して誰もが持つちょっとした”クセ”を治したり、どんなに鈍感な人にも高確率で気付かせるテクニックをご紹介しましょう。

それでは早速、以下の文字をご覧ください。


1,北斗の挙

おやおや?

なにかおかしくありませんか?

賢い虎ちゃんが書く文章を読みに来てくれる賢い皆様なら一瞬で気づいちゃいますよね(*´∀`*)

そう、

本来は 拳 です。

暴力が支配する荒廃した世紀末を舞台に、熱き漢たち、互いを強敵(とも)と呼び合う漢たちが、信念や理想、野望、見果てぬ夢、友情や純愛のために拳で語り合う、国民的バトル漫画ですね。

ま、それはさておき、今回は初めから答えを書いてしまいますが、

『違和感は効果的に人の目を惹く力を持っている』

のです。


2,違和感の持つ本質的な効力

違和感は読んで字のごとく、見慣れたものと微妙に違っていて合ってない、なんだか和めないもやもや感です。

単純に似て非なる誤字はまさにその代表例。

他にも、人や社会には大なり小なり『普通はこうだ』というような固定観念や先入観があります。

一頃スイーツ男子など流行っていましたが、ちょっと前の時代では喫茶店でパフェを頬張る男性はイメージに合わない、違和感の象徴でした。

スーパーカーブームなんてのもあって、バブル期のお金持ちが高級なスポーツカーに挙って乗ったんですが、服やアクセサリーに気を使わない人がフェラーリやランボルギーニから出てきたらそりゃ違和感を感じずにはいられない。

兎にも角にも、この違和感という概念は、

『普通と違うから妙に目立ってしまう』

事象の最たるものだと言えるでしょう。

そう。

違和感は元々、非常に目立ちやすく、気付かれやすいのです。

これが違和感の本質。


3,違和感を逆手に取れ!

嫌が応にも目立ってしまう違和感は、日常の様々な場面でその本質的な力を如何なく発揮します。

例えば単純に広告や警告文等を目立たせたい場合。

勿論、誤字脱字は使えないと思いきや、簡単で簡潔な内容であれば多少の誤字脱字があっても、見た者に正しい意味を理解させる事が可能であったりします。

禁煙場所に、No sumouking

え? 相撲の、王者、よ、横綱?

ああ、no Smoking 禁煙か、と。

他にもメールアドレスやパスワードといったものに意図的に誤字を利用する事で、自動的に生成したアドレスに送られるスパムメールの対象から外れやすくしたり、やはり自動生成でパスワードを解析しようとするプログラムを物理的に妨害したり。

そして、もっとわかり易い例ならば、今も昔も違和感をファッションに取り入れる事で自分を目立たせアピールする手法はごく当たり前のテクニックですね。

傾奇者や前衛アーティスト、ゴスロリ、厨二系、女装子などなど、時代は変われど原理は同じです。

こんなふうに、違和感はとにかくド直球で衆目を引き寄せてしまう、邪道にして王道の代表格なのです。


4,さあ、ここからがきっと本番ですよ(^^)

今回もたっぷり焦らしてみましたが、どうですか?

飽きてきた?

期待はずれ?

まあまあ、そう言わず、

ここから盛り上がるんですよwww

だって虎は猫だもの。

猫は焦らし焦らされ

気を惹くんですよ(=^・^=)


5,忘れっぽい、うっかりが治っちゃう⁉

話はガラリと変わりますが、どうにもこうにも忘れっぽい、うっかりミスが多い、そんな人っていませんか?

もしくはあなた自身がそんなちょっとした悩みを抱えている、なんてこととか。

電気の消し忘れ、ドアの閉め忘れ、財布を忘れてお買い物ーーーは、サザエさんだけかな?

兎も角も日常要所要所でどこかうっかりしていて小さなミスが多いという悩みを抱える人は多いと思います。また、自分の周囲にそういう人がいて、角を立てるほどでもないけれどどうしても気になってしまう。

どうにか治したい、治してほしい。


でもまあね、この程度ならいいと思うんです。

問題はそういう小さなうっかりでカーストの最下層に落とされた場合。あるいは、そもそも当の本人がまるで気にもしていないという場合。

これはかなり深刻な状況を産み出します。

そもそもうっかりさんは良く言えばおおらかでマイペース。

皆から好かれる、一目置かれるスキルや実績があれば頼もしいことこのうえありませんが、そうでなければただのお荷物です。

イジメの格好のターゲット。

みんなのストレスの捌け口。

そうやって犠牲者の上に成り立つコミュニティがいかに脆弱かは当然のこと、ターゲットにされる人の苦しみや、そういう雰囲気自体が好めない人の苦痛は測りしれませんよね。

逆に本人が全然意にも介さないと、これまたどれほどの苦痛や叱責や罰則を与えようとも、のれんに腕押し、馬の耳に念仏。(猫に小判は違う意味)

本当ににっちもさっちもいかない。

ですがーーー

違和感を効果的に使えば、そんな状況を打開できてしまうんです❢❢


6,注意書きは効果がある。そう、違和感ならね🍏

うっかりさん更正プログラムとして嫌というほどよく使われるのが、だいたい注意書き。

セミナーでもカウンセリングでも、とにかくやたらめったらに目につくところに注意書きを貼り付けるという、馬鹿の一つ覚えのような事をやらせます。

ですがそんなもので治りゃ苦労はしません。

それどころか、意にも介さないうっかりさんの場合ですと、基本的に

『自分以外の事に興味がない。と言うか自分以外という概念自体存在しない』

という全くの別次元のお話になるわけで。

そんな人が単なる注意書きなどという存在を認識してくれる可能性は猫の額程もありません。

そこで違和感の登場!!

ここへ来てジャンプ漫画の如く、長い不在期を経て我らが主人公、『違和感様』が帰って来るのです。

もうおわかりですね^^

そう、

注意書きに違和感を含ませてください。

たったそれだけです。

他に工夫すべき点は特にありません。

うっかりさんであろうと別次元の御方であろうと、普通の国語教育は受けています。

だからこそ目の前に『普通じゃない違和感』を感じれば、それに気付く可能性は非常に高いのです。


7,人は本来、異常にこそ敏感

人類も我々の最初の先祖の時代まで遡れば、夜の闇や獣の襲撃に敏感でした。

食料保存のシステムどころか賞味期限や消費期限の概念も、食中毒のデータもない。

頼れるのはほんの僅かな

『いつもとは違う異常、違和感』

闇の向こうから感じる気配、血と肉の腐った臭い、舌先に感じる僅かな痺れや、ほんの些細な食味の違い。

ありとあらゆる違和感に対して常に全神経を集中させていた異常を感じ取り生き残るためのDNAは、現代を生きる我々の中にもしっかりと根付いています。

彼女がヘアスタイルを変えても気付かない彼氏くんだって、浮気の証拠がバレたか!?と思うような彼女の態度には敏感に気付くのです(笑


違和感というほんの些細な異常。

ともすれば単なる間違いの産物。

でもそれは、

どんなに鈍感な人でも敏感にさせ、万人の目を確実に惹きつける

そんな強力な力を秘めながら、誰もが容易に使いこなすことが可能な

万能の魔術

なのです。


さあ、あなたも今から、違和感を征して日常のままならない異常を片っ端から正常にしてしまいましょう!!


最後までお読みいただき

ありがとうございましたm(_ _)m

記事が役に立った、面白かったという方は是非ともフォローやキスを

つまらねーって人はありったけの罵倒と猫缶をよろしくお願いいたします。





2020年4月10日投稿

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?