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ブレーザーを、描く

最近、絵を描く、ことが好きだったということを思い出しました。

そして、

最近、ウルトラマンブレーザーと出会いました。


…描くしかないのでは?

と心の声。


掘り起こしたルーズリーフを纏めたバインダー。
前回の未完ヘリコプターが入っていたバインダーです。

まっさらなページを開きました。

さて、久々の感覚。
模写です。

ウルトラマンを模写するのは人生初。

アタリをつける為の線…は描きませんでした。
そのまま輪郭となる線だけ、恐る恐る描き始める。

以前の記事でも触れたのですが、私は余白が多い絵だとバランスをとり辛くなります。
一先ず目の辺りから近いパーツをどんどん描いていきました。

顔の中心や口元はかなりシンプル、というのがウルトラマンの特徴かもしれません。
見たままに描けば良いはず…なのですが、目から元の画像では口元が暗くてよく分かりません。
そこで苦戦した自分。

改めて気が付いたことは、ぼけたり、暗くてよく詳細が分からない場所でも、そのまま描こうとしない、いや、描けないのか?と。

シャープペンシルで輪郭を描く、ということをしていると、描いている時に不自然な線も出てきます。
デッサンのことはあまりよく分かりませんが、全てを鉛筆1本で描くような物であれば、広い面を濃淡で塗ることも出来そうなものですが、今回の私の描き方は輪郭だけ、形だけをシンプルに見たい、という描き方。
それもあって実際には明確な境界線のないグラデーションのような箇所にも、敢えて線を入れないと何も線を引けない場所だらけに。

苦戦しつつ、どうにかこうにか描き出した線がこちら。

シャープペンシルで描いたブレーザー

ここまで描き終えた。

さぁどうするか。

輪郭だけシンプルに見たい、とそれっぽいことを書いているものの、まだまだ私の線は薄い…

描きかけ…


ウルトラマンブレーザーで好きなところを改めて思い起こしてみる。
私が好きだと直感的に思った箇所、それはこの非対称の左目周辺パーツ。
ここが大好きな青系統で、更に光るという仕様。

それならば、その好きな青を入れてみよう。


そう思い立ち、長年の相棒、色鉛筆を引っ張り出しました。
この色鉛筆、恐らく小学生の頃から愛用しています。
一緒に海や空を超えて旅してきた色鉛筆。

色鉛筆、と描いたのですが、正式にはクーピー色鉛筆。
芯が軟らかく、ふんわりとした優しい色合いになる印象があります。
メーカーはクーピーで有名なサクラクレパス。

そして私が小さい頃から愛用しているのがこちら。

使って短くなったものを買い足し、この12色に含まれていないものも単品購入したりと、長く使ってきました。
クーピーの特性もあり、しっかりと塗った箇所は表面がつるっとする為、他のクーピー色鉛筆を重ねることが出来ません。
(力を入れすぎると、クーピー特融の色の塊のようなものが付いてしまったり…)

淡い色合いでふんわりと塗る、そんな印象を持つ色鉛筆で塗ってみました。

クーピー色鉛筆で着色
載せ忘れましたが黒も使用
一番右の緑系の色鉛筆のみ三菱でした

そこそこ時間が経過していたので、一先ず一枚。

濃くは出来ないものの、少しだけ色も重ねてみました。
但し、部分的に濃くしよう、という努力の痕跡は、その部分だけ悪目立ちしているような気も…

恐らく、薄いところでは紙の素材感が出るのに対して、濃くしようと上塗りしたところはクーピー色鉛筆独特のつるっとした質感が出てしまったことが自分の中でいまいちだったようです。
まだ、この違いを活かせる絵、なんていう高度なことは私には考えられませんが、この大好きな色鉛筆で塗ることが出来て、満足感。

また、次に何か絵を描こうかな、と思っている自分がいました。
そして、

後で、もう少しこのブレーザーも塗りたそうかな。

先日第7話、第8話の感想を書いている際には"ウルトラマンブレーザー"と書こうか、"ブレーザー"と書こうか内心迷っていたのですが、この絵を描いて"ブレーザー"になりました。
親近感が上がり、身近な存在として、"ブレーザー"と呼びたい、と思ったようです。

過去絵の発掘、そして今現在の絵、時々noteで発信していきます。

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