『Step Into Your ZONE』
今回は'H' John Mejiaの『Step Into Your ZONE』
ZONEはよくスポーツなどの世界で語られることがありますが、超集中していて、例えばボールや相手選手の動きなどがスローに見えるみたいなイメージでしょうか。
本書を読む前は、このZONEにサクッと入れるようになるためには?という感じでクイックにZONEに入れることを期待していましたが、結果、日々の習慣や行動が大事という印象です。
ZONEに入るために日々行っておくこと
ZONEに入るためには、メンタルとフィジカルの両方が整っている必要があると言っています。
メンタルには集中力や自己肯定感も含まれており、各種勉強やトレーニングも合わせて日頃から訓練せよと。
フィジカルは運動はもちろん、良い睡眠や健康的な食生活も含まれます。
こういったところを疎かにしてはいけないと。
自分を怠惰にする一番の敵は自分自身。
1日10分で良いので、反応的になってしまったことを振り返り、今後それにどう対処するのが良いかを考えるのが良いそうです。
1日10分取るのも良いですし、気づいたその時々で行っても良いです。
また、長期的なプロジェクトなどでは、一定の期間で振り返りましょうと。
大きな目標をいつでも達成できるマインドセット
準備が整って何かを始めるのに最幸の日は一生訪れない。
常に「今日」が何かを始める日。
動くと決め、すぐに始めることが、ZONEに入ることを選択するということ。
簡単なことから始める。
空想するだけや練りに練るだけで行われないアイデアより、将来的なVisionを持って簡単なことから始めるほうが10倍良い。
ZONEに入りたいと思う場に毎日身を置く。
何か大きなことをしなければいけないわけではない。
ただ、その場に身を置き、小さな経験を積み重ねることが、大きな目標の達成につながる。
相手をZONEに入れることはできる?
明確な答えは本からは見つけられなかった。
上記を参考にすると、例えばコーチングの中では、クライアントが課題に向き合える(常にその場に身を置く)ように、小さな質問を繰り返し与える(簡単なことから始める)のが良いのかな。
課題に対して、どういう状態が良いのかをVisionとして聞き、それを明確にする、アクションプランを作るのに小さな質問を繰り返す。
そして行動を促す。
、、、ふつー
と、考えるとコーチングのプロセスは良くできているんだね。
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