見出し画像

同性カップルの家事分担と、家選びのポイント

みなさんは、どんな家事が得意で、どんな家事が苦手ですか?
また、実家の家族はどうでしたか?
食洗機やお掃除ロボット、乾燥機などの便利な家電はどの程度取り入れていらっしゃいますか?
今日は同性パートナーでも気になる、家事の分担についてご紹介します。

同性カップルでも、家事分担は偏るもの!?

同性カップルは「共働き」スタイルの方が多いもの。
家事分担も、当然ながら平等に!というカップルが私の周囲には多いです。
日本ではまだ同性カップルの家事分担事情についての大規模な調査はありませんが、実はアメリカではすでに調査がされています。実はそこでは、過去には「同性カップルは男女のカップルに比べて家事分担が平等である」という調査結果だったのが、近年覆されつつあるそうです。

子供をもった同性カップルは、比較的収入の低い方が家事をより多く負担し、中には子育てのために片方が仕事を辞めるという例もあるそうです。

日本ではまだ子供を持つ同性カップルが海外よりは多くありませんが、確かに子供が生まれればそれに比例して家事の割合も多くなるもの。子供のいないカップルよりも負担感が高まった結果なのかもしれません。


日本の同性カップルの声

実際の同性カップルの声もいくつかご紹介したいと思います。

ゲイカップルである南さん、吉田さんカップルは、家事は互いの得意不得意を基準に割り振っているとインタビュー記事の中で語ります。また、苦手な家事はお掃除ロボットなどの導入で、効率化しているそうです。

私の身近な同性カップルもこういった形での割り振りが非常に多く、得意不得意で割り振っている印象です。

一例として著者の家庭についてご紹介します。

●パートナーのRさんは「食」関係の仕事についており、料理が得意。仕事で料理をして、家に帰ってからも料理というのが苦にならないタイプ。
●私自身も実家の母が料理好きだったため、自分自身も一人暮らしを初めてからは料理に興味を持ち、嫌いではない。
●ただ、Rさんは朝がとても苦手。そして私は仕事で夜が遅くなることも多かった。
●そのため、平日は、朝ごはんが私、Rさんが夜ご飯の担当に。土日は基本的に私の担当だが、外食をしたりRさんが作りたいものがあるときはつくったりと、柔軟に対応。
●水回りの掃除が得意な私は、お風呂掃除やキッチンのカビ取りを担当。Rさんは部屋のほこりに細かく気が付くタイプなので、掃除機がけ担当。
●洗濯物は適宜頼みあったり、一緒に干したりしている。
●ただし、コロナの流行をきっかけに、生活が一変。私は在宅の仕事となり、Rさんは出勤して仕事をするスタイルに。
●その結果、平日と土日のご飯担当役割が逆転することになった。

得意不得意で割り振った上で、生活の変化にあわせて、柔軟に割り振りを変えていますし、お互いに「やって当たり前」にならないよう、必ず「ありがとう」と感謝を伝え合うようにしています


住宅購入にも影響する「家事分担」

私たちの場合、こういった役割分担は、家選びの基準にも影響しました。

比較的料理が得意で、よくキッチンに立つRさんの希望としては、「最低二口のガスコンロ」が必須でした。今住んでいる家を購入する時にも、Rさんがキッチンを気にいるかどうかはとても大きな選択基準でした。

結果的に、コンロは三口のガスタイプ、食洗機がついており、L字型で調理しやすいキッチンのある家を内見してからは、もともと「賃貸住宅」と「家を購入すること」の両方を考えていた私たちでしたが、「家を購入すること」のほうに大きく気持ちが傾きました。

それぞれの分担にあわせて、お互いに家事がより気持ちよく家事ができる環境か、という点も家選びの一つのポイントになってくるかもしれません。


プリンセススクゥエアーでは、皆様のライフスタイルや家事のしやすさなどにも踏み込んでヒアリングしながら、「住宅購入」のお手伝いをしています。是非一度、ざっくばらんにお話にきてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?